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番外編(水-2) 富士山・青木ヶ原樹海の氷穴



冬の番外編をもう一つ。富士山、青木ヶ原樹海に氷穴がある。冬はつららが成長する。光に映し出される氷が幻想的である。

番外編(水-2) 富士山・青木ヶ原樹海の氷穴

 青木ヶ原樹海の東端、富士五湖の西湖の南に、鳴沢(なるさわ)の氷穴がある。国道139号線から300mほど富士山側に入ったところである。「貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟」と言われている。気温はほぼ一定で、夏でも3度くらい。冬は外気と変わらないか、むしろ暖かい場合もある。
 冷蔵庫がなかった時代にはこの氷を江戸まで運んでいたという伝えもある。天然の冷蔵庫である。この氷穴の奥につららが伸びている。

・洞窟の入り口に垂れ下がる小さなつらら
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洞窟を下りてゆくが、凍っていて足元がかなり滑りやすい。横に手すりがあるので捕まりながら下りてゆく。最も低いところは1mもなく、腰をかがめて下りてゆく。探検気分である。
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・冷蔵庫のアイスキューブの大きなブロック、という感じ。
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・壁にはそのアイスキューブが積み上げられている。
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・光に照らされたつらら(ピントがなかなか合わないのは、自動デジカメの欠点)。
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今年(2012年)の1−2月は記録的な大雪で、また寒い冬である。つららがあまりにきれいだったので、冬らしい番外編をレポートしました。

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.25 2012 comment2 trackback0