部屋付きの露天風呂、貸切の露天風呂4種を紹介する。いずれもすばらしいが、やはり一番の贅沢は部屋の露天風呂、思う存分!第34章 伊豆湯が島温泉・あせび野のモダン秘湯 -3-English information (1) 部屋付き露天風呂は庶民にはやはり贅沢としか言いようがない。でも、たまにはいいではないか、そう思わなければ予約できない。海外旅行も安くなった、いつでもどこでも時間とお金が許せばできる時代。でも、一旦、日本の温泉、秘湯に目覚めると、沢山の秘湯に行くことが最高の贅沢である。あとは質素倹約につとめることに。目標さえ決まればあとは大抵うまくゆくもの。目標を定めるのが一番難しい。脱線したが、まずは部屋の露天風呂から。
34.4 部屋の露天風呂
「あせび野」にはすべての部屋に露天風呂が付いている。したがって19ある。なんとも贅沢だが豊富な湯量があってのことだ。「谷の蔵」の露天風呂からスタートしよう。
・ 部屋の外はテラスになっているが、その右手に露天風呂がある。ここに入るには窓からテラスに直接出ることも出来るが、きちんと、右手の小型洗い場の方から入る。テラスには椅子とテーブルがあって、ここでくつろげるようになっている。
・ 湯船に浸かる。もちろんここでビールを飲むのだが、それは省略する。・ 湯船は青い石で出来ている。渓流を彷彿とさせる設計である。石は伊豆石である。ご指摘有り難うございます。
・ お湯はとても美しい。なぜなら、自分以外に誰も入っていないから、当然、満足する。
・ 気づいたことは、湯口、白い結晶物が析出していて、温泉成分の高さがわかる。いかにも体に効きそうだ。
34.5 貸切露天風呂4種
順次紹介するが一番人気は「山の湯かざはな」、3階にある。したがって、眺望抜群。
・ 3階にあるので空が近く、景色が良い
・ 湯船はきれいな木製
・ ここに浸って渓流の樹木を見る
・ 壁は木が埋め込まれている
・ 外は緑一色、何もない、これぞ日本
渓流沿いの3カ所の露天風呂に行く。この道は駐車場の脇から階段を下りてゆく。この道がいい。川を見ながら、露天風呂の屋根が見える。渓流の眺めが抜群なのはここからもわかる。
・ 灯りが情緒ある。
降りゆく道すがら、大木が随所に目に入る。こんな大木が自生し、苔むしているのだから、伊豆は雨が多いのだろう。
最初の露天風呂は「寝湯」、続いて川の湯「やませみ」と「かわせみ」と続く。
・ 「寝湯」ここは背中側に傾斜が付いていて、ここに身を任せると、外の景色を見上げるようになる。
・ こんな具合
次は「やませみ」、これは「かわせみ」と対になっていて、同じような、川に面した配置である。
・ 「やませみ」:渓流側に、目隠し風の手すりがあって、眺望がややききにくい。
・ 外はただただ川が流れている。なかなかいい。
・ 「かわせみ」、こちらは明るい風呂である。
・ 見上げるとやはり緑一色。耳には渓流の音だけ。至福のひと時だ。
最後に、アップの葉を。
部屋の露天風呂、猫越川(ねっこがわ)に沿って配置された三カ所の貸切露天風呂、こちらは時間予約制になっていて、なんと、部屋専用のiPADから予約できる。iPADを備えた温泉宿は初めてである。これは経営者が、時代の風を感じて導入したものだろう。先進の気風、創意工夫を怠っていない照査だ。あったのかもしれないが、この中に、四季折々の風景を写真集として入れておいてはどうだろうか。もう一度来たいと思ってもらえるように。
露天風呂はいずれもすばらしい。こじんまりとおこもりしたい方にはうってつけである。部屋の露天風呂もいいが、歩いて行く渓流沿いの露天風呂は「秘湯」の必需品だ。露天風呂だけが秘湯ではないが、やはり、点数があがる。-4-では料理について。温泉概略データ:300リットル/分、源泉33-67度、湯口53度、pH=8.1、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉、源泉掛け流し、川床自噴3本、山側上流に200m汲上げ2本、大露天(男1、女1)、貸切露天風呂4、各部屋に専用の露天風呂(19)。
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