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妙見温泉・おりはし旅館の大正テイスト -3-



敷地の中は樹々が生い茂り落ち着いた佇まいだ。貸切露天「藤の湯」と
名物のキズ湯は温い源泉をそのまま掛け流し、ここでの長湯がいい。


第41章 妙見温泉・おりはし旅館の大正テイスト -3-
English Information

41.6 本館

・ 本館の左手を見る。樹々が生い茂っている。
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・ 離れの樟庵のあたり。2枚、整理する
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・ 雨に濡れた葉
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・ 竹林
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・ 離れの有楽:中は3部屋続きの和室だ。おそらく本館と同じ時期に建てられたと思う。年期が入っているから。
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・ 敷地にはこんな石のステップもある。
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・ 貸切露天と内湯に行く小道(有楽の左手)
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・ 猿の腰掛けを発見
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41.7 「藤の湯」「竹の湯」「キズ湯」

先ほどの猿の腰掛けの横に「藤の湯」の建物があるが、ちょっと迷いやすい。扉を開けるとすぐ目の前が湯船だ。

・ 「藤の湯」:小さくて落ち着くお二人様専用の露天風呂だ。空いていればいつでも入れる。お湯は「えのきの湯」と同じ濁り湯だが、湯温は少し低めで好みだ。
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・ 男性用の竹の湯、右下には湯質の異なるキズ湯。いずれも三角形だ。
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・ キズ湯:湯船は小さく、二人までという感じ。三角形の奥側から温めのお湯が注がれる。茶色っぽい湯の華が少し舞っているが、湯は透明だ。33度だから、いくらでも浸ることができる。
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・ キズ湯のお湯はどんどん流れて行く。
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・ こちらは女性用、やはり対になっている。
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41.8 食事

・ 夕食:この後、鮎の塩焼きやウナギの蒲焼きが出てくる。部屋食だ。
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・ 鮎の煮たもの
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・ 鮎の刺身:かなり大きな鮎が使われている。
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・ あえもの
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・ 鮎の塩焼き:大きくて香ばしい。とにかく鮎つくしだ。
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・ 豚の冷しゃぶ
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・ 天然のうなぎ:弾力があった。
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・ 朝食:こちらも部屋食。
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・ 湯豆腐
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・ 里芋のみそ汁
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 おりはし旅館には、本館の他、4つの離れがあり、かつ、山水荘という新しい建物がある。離れの中は複数の部屋があって、複数家族がゆったりと過ごせそうだ。お値段は本館は12500円、離れは19500〜24000円である。山水荘は9500〜15500円、素泊まりなら4900円だ。食事は変わらず、風呂はどこでも同じだから結局本館が一番コスパがいいと思う。それに値段だけでなく大正時代の旅館そのものというのも人気の秘密だ。
 
 豊かな水量の天降川のかたわらというロケーションがいい。それに緑溢れる山里、大正時代の宿、鮎つくしの料理、二種類の湯も楽しめる。これは日本の原風景でもある。おりはし旅館は露天風呂の開放的な写真が象徴的によく出ているがが、キズ湯、藤の湯、梅の湯は私の好みにあう。日本をそのまま楽しめる秘湯だ。鹿児島の人は幸せである。

 最後は宿題だ。妙見温泉石原荘、忘れの里雅叙園、将来、是非とも訪ねたい宿だ。目標3年以内。


温泉概略データ:熱めの湯:49リットル/分、51度、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩温泉、微弱黄色透明、pH=6.3、蒸発残留物=1679mg/l、キズ湯:60リットル/分、33度、pH=7.0、蒸発残留物=782mg/l、冷温泉:自噴、16度、pH=7.0、蒸発残留物=119mg/l、内湯男女各1、湯治用男女各2、竹の湯・キズ湯男女各1、貸切露天風呂1、露天風呂男女各1。この他、風呂付きの離れがいくつかある。
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