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四カ所の露天風呂巡りをする。いずれも特長あるが中でも雄飛の湯がいい。川沿いの崖に張り付いた小さな湯船で、孤立した秘湯感がある。第43章 塩原温泉・柏屋旅館の雷ていの湯-2-English Information まず、露天風呂の一関係を下の写真に示す。写真は川が上、下がホテル側になる。左上が川岸の湯、右上が雷ていの湯、その下が緑の湯と桐の湯、一番下がかわせみの湯とかもしかの湯だ。位置的にはホテル側の湯は川より遠い方(つまり上)になる。
43.4 桐の湯
桐の湯は雷ていの湯へ下る中間地点にある。入ってみて驚いたのはその広さだった。もともと、共同の湯だったと思われる広さだ。それに、板敷きの間が続いていた。つまり、元々は共同の内湯だったのではないだろうか。壁を取り払って露天風呂にしたのだろう。事実、取り残されたカランが残っていた。
・ 入口付近から見る。かなり広い!
・ 奥から見る。
・ その奥には広い板間がある。今となっては何のために使うでもなく、ただスペースが取り残されている。夏はここで昼寝でもして長くいたら他の人の迷惑になってしまう。
・ 湯船から溢れる湯。2枚
・ 注がれる湯。湯船が大きいので、源泉温度が高くても、湯船の中は適温になっている。つまり、長湯が可能だ。
・ 縁には温泉の成分が結晶化している。
・ カメラの画像設定を変えてみた。
43.5 かわせみの湯とかもしかの湯
ホテルの地下一階に直結して、かわせみの湯とかもしかの湯がある。この二つは双子になっていて、壁を隔てて左右対称の対になっている。まずかわせみの湯から。
・ 川よりかなり高い位置にせり出しているように見えて、空中感覚がある。湯船は少し小ぶりで、そのせいか湯温はやや高い。対岸が見渡せて開放感もある。2枚
・ この壁の裏側がかもしかの湯だ。
・ こちらはかもしかの湯。夜に入ったので、暗い。というか満足な照明は割愛されていて、持ち運び型のランタン兼懐中電灯を持って行く。写真は、このランタンを縁においたもの。
・ こちらはフラッシュを焚いたもの。うまく撮れない。
43.6 雄飛の湯
雄飛の湯はホテルを一旦出て左に30m程の川側にある。駐車場の横にあり、入口は一見、物置風で、とても露天風呂があるとは思えない。夕刻だったので、先ほどのランタンを持って出かけた。フロントでは二つ貸してくれた。中は薄暗い脱衣所になっている。そこで、このランタンがまず必要なわけだ。
・ 脱衣所から外に出ると眼下にこの露天風呂がある。階段を数段下りる位置にある。三角形で2名がゆったり入れる大きさだ。右手下には鹿股川が流れているのが見える。狭い斜面に建っていて、なかなかの隠し湯気分だ。
・ ランタンを横に置いて入る。
・ 外を見ると樹木が茂っていて、これまた探検気分になる。
・ 二つ目のランタンは階段に置いた。
・ 湯船の岩は結晶物がついている。
・ 手すりから下を見ると、川が流れている。なかなかの景色だ。
雄飛の湯はホテルを一旦外に出て行くのがいい。そして、物置小屋風の入口から入って小さな湯船が斜面に張り付いている小ぶりの湯船。おこもり館、秘湯感があっていい。良く言えば孤立した秘湯という感じだ。柏屋の露天風呂は多彩と言わざるを得ない。さて、-3-では最後に内湯、食事、紅葉について報告する。柏屋
温泉概略データ:源泉量:290リットル/分、55.8度、ナトリウム・塩化物強塩泉/食塩泉/ナトリウム・カルシウム塩化物泉、無色透明・無臭・微塩味、pH=6.0、蒸発残留物=4339mg/l、内風呂男1女2、露天風呂7(現在は5カ所のみ運用)。1.5km上流の源泉から引湯し、ホテル前の道路側溝にある桝でお隣の明賀屋本館さんと分けている。
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