fc2ブログ
2015 07 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>> 2015 09

福地温泉・湯元長座(再訪)-6-

奥飛騨の食事は囲炉裏が定番だ。そこで、肉や魚を炙ったり、ほうば味噌を焼いたりする。これでご飯もお酒もどんどん進むことに。
ブログの全体メニューに戻る(→Top page)

第95章 福地温泉・湯元長座(再訪)-6-
Chapter 95, section 6, Gifu prefecture Fukuchi onsen Yumoto Chouza -6-
English information: Yumoto cyouza
2015.6.10-11

95.9 夕食 (Dinner)

 手作りの果実酒、前菜から始まって、囲炉裏の炭で牛肉、岩魚、五平餅を炙っていただく。山菜春野菜の水饅頭、新じゅんさいのとろろ、鯉の洗い、飛騨牛鉄板焼き、山菜のてんぷら、筍ご飯、味噌汁、フルーツ。

DSC04459_convert_20150727054022.jpg

DSC04462_convert_20150727054049.jpg DSC04463_convert_20150727054108.jpg


DSC04464_convert_20150727054128.jpg DSC04465_convert_20150727054147.jpg

DSC04466_convert_20150727054211.jpg DSC04467_convert_20150727054230.jpg

DSC04577_convert_20150727054251.jpg DSC04468_convert_20150727054334.jpg

DSC04469_convert_20150727054353.jpg DSC04470_convert_20150727054411.jpg

DSC04471_convert_20150727054454.jpg DSC04472_convert_20150727054516.jpg

 一番美味しかったのは、もちろん炙りと鉄板焼きの二種類の飛騨牛です。次が季節のてんぷら三種類、よもぎと山椒の若葉といたどりです。そうか山椒の若葉はてんぷらにできるんだ。早速、庭の山椒の葉を揚げたら上出来でした。山椒の葉はパスタにしても美味しい。

 前回同様、館主がご挨拶に見えた。最近は冬のお客も増えてきたとのこと、フランスの方が目立つなどことをお聞きした。昔は農業を営んでおられた方々が、福地で温泉業を始められ今に至っている。


95.10 朝食 (Breakfast)

 囲炉裏のガスコンロで温めた味噌汁、ほうば味噌、お吸い物の三つが温めながらいただきます。これは豪華です。ご飯はおかゆも選べますし、とろろもおいしく、家ではしないお代わり3杯。これで昼食は抜きで丁度良いくらいです。

DSC04567_convert_20150727054539.jpg

DSC04568_convert_20150727054621.jpg

DSC04572_convert_20150727054642.jpg DSC04569_convert_20150727054714.jpg

DSC04570_convert_20150727054739.jpg DSC04574_convert_20150727054802.jpg

DSC04575_convert_20150727054828.jpg DSC04576_convert_20150727054850.jpg

 前回も紹介したので、今回は簡単に。奥飛騨の宿では囲炉裏が定番だ。手抜きせずにきちんと料理していただき、その都度サーブしていただける。自分の家だとこうはいかない。まず料理人は食べる人でもあるので一挙に作って出す、ここが違いだ。

 普段、料理に明け暮れている方にはとてもありがたいし、半分はこれが目的になるかもしれない。古民家風の部屋で田舎料理をいただく。田舎料理とはフランス料理や中華料理ではないということで、きちんとした和食であり、地場の食材を使っているのでうれしい。


95.11まとめ (Closing remarks)

 冬と初夏の二回、堪能させていただいた。外の景色は全く別世界、しかし、中は全く同じ世界で時間が止まっていた。中規模の宿なので接客がどうかと思っていたが全く問題ない。

 海外のお客さんが増えているという。フランスが多いそうだ。フランスの旅行会社が来て気に入って紹介しているらしい。フランスの方が古くから日本を好きなのは、多分、文化の熟度のせいだと思う。

 温泉の量と質が飛び抜けてすばらしく何度でも来たくなる。残るは秋、これはかなり先の宿題としよう。日本中、行きたいところが多すぎる。


湯元長座:源泉4本、源泉量:440ℓ/分、57.0〜60.2℃、単純温泉、カルシウム・ナトリウムー塩化物泉、pH=6.6〜8.8、成分総計=723〜1250mg/ℓ、内風呂/露天風呂男女別各1、貸切風呂(内風呂+露天風呂)3、河原の湯男女各1。

次回は八ヶ岳本沢温泉を紹介。(Continue to next report)
DSC06111_convert_20150812222117.jpg DSC06135_convert_20150812222137.jpg

一つ前に戻る。(Return to a former report)

ブログの全体メニューに戻る。(Go to Top page)
全てのレポートはこちら。(Go to All report)
English list : Japan secluded hot springs list (please click here)

お気に召せばclick
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へにほんブログ村

満山荘:温泉概略データ(浴室に掲げられていた成分表の一部):源泉72.9度、pH=6.8、単純硫黄泉(無色透明・硫化水素臭)、蒸発残留物=651mg/ℓ、内湯(混男1、女1)、露天2(男1、女1)。

・本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・ 文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

.12 2015 温泉 comment0 trackback0