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八ヶ岳・本沢温泉-4-

本沢温泉からピストンで硫黄岳を往復した。夏沢峠経由で正味2時間、下りは1時間半ほど。頂上は平らだが景色は八ヶ岳!

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第96章 八ヶ岳・本沢温泉-4-
Chapter 96, section 2, Nagano prefecture Yatsugadake Honzawa onsen -4-
Japanese HP : Honzawa onsen
English information: Honzawa onsen
2015.8.3-4

96.7 硫黄岳往復 (Ioudake mountain)

 本沢温泉は温泉宿だけではなく、北八ヶ岳(天狗岳、根石岳、硫黄岳)に登るベースキャンプ。昨日は天気を心配して善後策で登頂をやめて温泉を堪能した。今日は早朝からピストンで硫黄岳を目指した。

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 硫黄岳は2750m、本沢温泉は2100mだから、約650mを往復すればいい。程よい運動だ。朝食は6時かから7時には出発できる。お昼のお弁当を頼んでおいて持参する。

・ 早朝の硫黄岳は晴天この上ない。なんか相当暑くなりそうな気配。
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・ 山道はいたって快調、初心者向けの道を登る。
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・ 夏沢峠に到着、標高2440m、右がやまびこ荘(本沢温泉の姉妹宿)、左がヒュッテ夏沢。
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・ 風力発電があったりエコだ。
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・ 峠から硫黄岳に取りかかる。
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・ しばらく登ると、峠の山小屋が眼下に見下ろせる。写真は下りに撮ったもので、午前ですでに雲が出てきた。
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・ 道は整備されている。ざれ場と小岩の道が続く。赤い火山岩になってきた。火星みたいだ。
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・ 斜面は低潅木の松と岩だけである。
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・ 硫黄岳に爆裂火口の断崖が見えてくると頂上は近い。
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・ 振り返ると左が西天狗、右が東天狗だ。
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・ 平らな頂上に到着。
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・ 台座の頭、大同心、赤岳が連なる。
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・ 赤岳、中岳、阿弥陀岳。ほぼ3000mであるから、北アルプスに匹敵する峰々が突きあがる。
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・ 硫黄岳山荘へのなだらかな尾根筋。
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 といった感じで山頂までコースタイムの2時間で到着。これはワタクシにとってはピッチがすこし早すぎる。というのは連れは元気でどんどん上から着いていくのがやっとだった次第。硫黄岳から赤岳までなら約3時間、山小屋もあるから行けないことはないかもしれない。

 夏沢峠から天狗岳を越えて下ればあの唐沢鉱泉である。西天狗の西側の大岩ごろごろ登りの時は天候が急変して辛かったことを思い出す。

 硫黄岳往復の途中、親子連れの登山客を追い越した。小学生の女の子二人を励ましながら、ご両親がサポート。子供さんは初めての登山らしく初々しい姿。でも断言する、これは一生の思い出になると。

 下りは本沢温泉までおよそ1時間半で下山。これも早すぎる。ここからまた1時間半程度のだらだら道を下って昼前には駐車場に到着。およそ1100mを一気に下ったことになる。山頂は涼風爽やか、下山すると気温はそれなりに上昇。

 あっという間の往復だった。筋肉痛は翌日ではなく翌翌日に出てくるのが悲しい。それには当分付き合っていくつもり。


96.8 まとめ (Closing remarks)

 本沢温泉は温泉か?山小屋か?と考えると、実態は八ヶ岳に登るための山小屋、でもワタクシにとっては温泉がメイン。2150mの雲上の野天風呂を満喫した。

 これまで紹介してきたのは、冬の高峰温泉初夏の満山荘残雪の茶臼岳夏の三斗小屋温泉冬の法華院温泉、いずれも秘湯探訪の一環。おまけで温泉トレッキング軽登山を楽しむ。

 次の宿は毒沢鉱泉・神乃湯です。峠を越して南西の諏訪湖方面になる。こちらへは軟弱に車で移動します。


本沢温泉:露天風呂(自噴、男女混浴):酸性—含硫黄—カルシウム・マグネシウムー硫酸塩泉(硫化水素型)、40.8℃、成分総計=2399mg/ℓ、内風呂(源泉は石楠花の湯、男女各1):ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉、53.2℃、成分総計=4529mg/ℓ、

次回は毒沢鉱泉・神乃湯を紹介。(Continue to next report)
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本沢温泉:露天風呂(自噴、男女混浴):酸性—含硫黄—カルシウム・マグネシウムー硫酸塩泉(硫化水素型)、40.8℃、成分総計=2399mg/ℓ、内風呂(源泉は石楠花の湯、男女各1):ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉、53.2℃、成分総計=4529mg/ℓ。

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.25 2015 温泉 comment0 trackback0