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塩原温泉・湯荘白樺-1-

源泉は建物のすぐ横、この源泉を内湯に引いている。ひょうたん型の混浴露天風呂、両隣は共同浴場、いずれも白濁硫黄泉がうれしい。

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第113章 栃木県塩原温泉・湯荘白樺-1-
Chapter 113, section 1, Tochigi prefecture Shiobara onsen Yusou Shirakaba -1-
Japanese information: 湯荘白樺
English information: Yusou Shirakaba
2016.10.10-11

113.1 はじめに (Opening remarks)

 いつの間にか秋になり硫黄系の濁り湯に浸かりたくなり、ふらっと一人で出かけました

・木造モルタルの建物で変わったところはないが、後ろの驚くべき近さに噴気口。
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・ 部屋は山側の一番奥の角部屋(317)。
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・ 窓を開けると右手に共同浴場の中の湯の建物
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・ 左手には源泉らしい、眼下をあふれた源泉が流れていて硫黄の香りというかやや刺激臭あり。
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・ ここが源泉。パイプで引き湯している。
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・ 内湯は源泉から3mにある。これは新鮮だ!(注がれてるのが温度を下げるための加水)
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・ 白濁湯は半透明で気持ちよい。湯温は高くなく丁度よく、これはよかった。
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毎日お湯を抜いて清掃している。その直後の朝の清掃後9時半から10時までが一番新鮮なお湯を堪能できる。

・ 混浴の露天風呂は男女別の入り口があって、男女別の湯舟が簡素な塀で仕切られている。この仕切りは昔はなかったので嬉しい配慮。さらに女性専用タイムは18-21時。
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・ 右手が大きめの湯舟で、
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・ こちらが小さめの女性用と思しき湯舟、岩は縁結び?
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・ お湯は半透明の白濁湯。
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・七福の湯という。古来日本人の定番ですね。
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・ 一服してから外湯に行きます。中の湯は以前行きました。その時はとても熱かったが、今回は適温。工夫しているのでしょうね。
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・ 前回行けなかった寺の湯は混浴です。ので、入り口は一つしかない。
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・ 湯舟は二つあって、どうも右側が女性用らしい。カップルの方が微笑ましくもうまく入浴されていた。
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・ 塩原温泉には三箇所の共同浴場があって、新湯地区には右の三箇所。実はコメントを下さった方がいて、むじなの湯が抜群らしいです。次回の宿題に。
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・夕食と朝食です。一応。
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・塩原温泉のいろいろな源泉を示すパンフレットです。確かに言われてみれば多彩ですね。
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 塩原温泉は中核の繁華街の手前左手には塩の湯地区の柏屋旅館、明賀屋本館があり、この新湯(あらゆ:渓雲閣)地区と元湯地区(元泉館、大出館)があり、それぞれ多様な泉質が楽しめます。言われてみればこれはかなり大きな経営資源です。

 塩原温泉は泉質は硫黄泉、塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、単純温泉で、色は濁り湯の色は乳白色、緑白色、黄金色、茶褐色、透明、薄墨色、黒色と多彩なことこの上ない。

 さて、湯荘白樺をまとめるとここは源泉かけ流しにこだわる宿です。なんと言っても、源泉横の内湯が一番です。次は外湯の寺の湯、最後が露天風呂、というのが勝手な採点。
内湯の泥は特別な効能があるらしく、塗りまくっている方もおられました。毎日湯抜きしているから新鮮な泥ですね。

 平日なのにそれなりの賑わいなのは、やはりこの源泉重視の新鮮濁り湯がお目当てでしょう。お値段も確か8500円くらいだったような?

 あえて今後の課題を述べれば、塩原温泉は設備やサービス、料理にもう少し投資をすれば工夫の余地は大いにありそうだ。温泉地区全体を再構築してセンス良く特長を打ち出せば、必ずお客は増えると思いました。いかにももったいない。ちょっとしたファンドがあればそれは可能。


・ 新湯:単純硫黄温泉(硫化水素型)、79.2℃、pH=2.6、蒸発残留物440 mg/kg、成分総量414 mg/kg、内風呂男女各1、露天風呂1。

次回は兵庫県城崎温泉水翔苑を紹介。(Continue to next report)
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塩原温泉・湯荘白樺
.27 2016 温泉 comment2 trackback0