妙見石原荘の露天風呂といえば、必ず「椋の湯」が登場する。勢いよく流れる天降川の横に川と一体になった野趣満点の源泉掛け流し。・
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全てのレポートはこちら(Go to All report)。第134章 鹿児島県 妙見温泉・妙見石原荘-2-Myouken onsen Myouken Ishiharasou-2-
Chapter 134, section 2, Kagoshima prefecture Myouken Ishiharasou
Japanese information:
妙見石原荘English information:
Myokenishiharaso2018.4.25-26
妙見温泉の名前の由来は、妙見神社の跡地に発見されたからだという、それは1895年(明治28年)と新しい。神社の真下(行ってみたらお賽銭入れの下)から源泉が湧き出ているのは鹿児島県内の紫尾温泉・紫尾神社にもあります。
もともとは古くから湯殿式の湯治場だったと言われています。現在の豊富な湯量からすれば歴史はかなり古いと思う。ごく近くに「熊襲の洞窟」があり、人が住むのに格好の場所だったのでしょう。熊襲の話(ヤマトタケル)は省略します。
今回は露天風呂「椋の木」を紹介しますが、ここは妙見石原荘の代表的な露天風呂です。雑誌によく載っています。昼は日帰りの男湯になっていて、それ以外は宿泊者専用の混浴です。ゆゆ着があるので、女性陣も安心です。134.4 椋の木 (Open-air bath named "Mukunoki" beside Amori river)
妙見石原荘では、お風呂は本館から別棟になっている。別棟の名前は天降殿、そこへの道の佇まいがすばらしい。
・ 屋根付きの小道を進む。

・ 岩のディスプレイには「黄金の湯」、温泉神社風の鳥居もお出迎え。

・ 岩の道は苔むしている。

・ 横には湧き水が。「水の国」日本!

・ 中は落ち着いたロビーになっている。ここでフリーの飲み物をいただけます。



・ 脱衣所から見た露天風呂。樹影に佇む姿は小さめに見えますが、実はそれなりに大きい。

動画はこちら
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・ まるで川の一部のように設計された露天風呂。ここは混浴、女性はゆゆ着を借りることができるので安心です。

・ お日様が当たると、木陰ゆやゆら、温泉ゆらゆら、たまりませんね。

ここで動画を二つ(同じだけど)
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翌朝、陽がさしこむ動画
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・ 湯面のゆらめき

・ 成分が析出


・ 温泉と自然の境界がくっきり

露天風呂「椋の木」はここだけ見るとすばらしい、でも実は対岸に建物(民家ではなく何かの倉庫風)が立っています。むろん向こうからはこちらが丸見え、人もたまにいますが、こちらを気にする様子は全くない。ですが、女性専用の露天風呂には不向きです。
ところが、面白いことに、湯船に浸かっていると建物に目が行きません。というのは、目は自然と動く物を追う習性があるので、上の建物を見るのではなく自ずと渓流の流れを凝視してしまうのです。それで川と一体になる感じまでしてしまう、うまくやりましたね。
椋の木は近くに源泉があってそれをかけ流しにするために、源泉優先で、対岸のことは目をつむることになったのでしょう。ここはとにかく源泉重視主義です。妙見温泉・妙見石原荘(妙見1号):ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素泉 (低張性中性高温泉)、55.2℃、pH=6.4、成分総計2739mg/kg、内風呂:男女各1、混浴露天風呂3、足湯1。
・次回は七実の湯と内湯です。(Continue to next report)
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