田の原川のすぐ横にあるのは歴史ある古い宿だから。玄関、囲炉裏、滝之湯の佇まいは映画の一シーンのよう。これぞ日本の秘湯!・
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全てのレポートはこちら(Go to All report)。第152章 熊本県 黒川温泉 いこい旅館Chapter 152 section 1,Kumamoto prefecture Kurokawa onsen Ikoi-ryokan
Japanese information:
いこい旅館English information:
Ikoi-ryokan2020.7.12-13
152.1 はじめに
黒川温泉は定期的にどうしても行きたくなる温泉です。全国に知られるまでのエピソードが心を打つ。温泉街全体を一つの温泉宿に、通りを廊下にと見立て、その具体策が看板や垣根を撤去し、色とデザインを統一し、さらには雑木を植え、そして露天風呂を整備されてきた。
銭湯のような風呂は一切やめて、極力あるがまま、自然を感じる佇まいに、徐々に変えていかれた。これらはすべて結果であって、原因は温泉への愛情、街への愛情、これこそ原動力。
いこい旅館は以前、立ち寄り湯でお世話になりました。その印象は忘れがたく、今回の訪問となりました。実は大雨災害の最中、行けるかどうか直前までわからず、ひやひやしました。
それから「いこい旅館」の名前、少し懐古調で、今風の小洒落た名前ではないところがいいと思います。写真で出てきますが「いこい」=「居恋」になっていて、これは館主の哲学だと思います。それに、英語のHPの感じがとてもいいですね。
152.2 宿の佇まい
エントランスから中まで数枚の写真と動画を紹介します。








152.3 温泉
合計13箇所あります。今回は桶風呂は休止中で残念。写真を数枚と動画を紹介します。







152.4 おわりに
海外からのお客様が増えている。2020年はコロナで中断していますが、(来年後半までに)必ず復活します。以前、あるアジア大国の団体さんが、黒川温泉の有名な宿に見えました。部屋を見て愕然、(自国と同じように)ベットがあるではないか。
よかったではないか、ではなくて、お客様いわく、私たちは日本の畳の部屋に泊まることに憧れてきた、絶対何とかして欲しい・・。その宿は、別の宿(たぶん姉妹館)に移動してもらってことなきを得たという。
このご要望タイミングはいささか・・であるが、これは勉強になる。なるほど、独自の文化を持つ日本への興味はつきないし、ハイテクと古の歴史と文化が共存している様が観光資源であるらしい。それに対応していけば、お客満足度は高まり、訪日客それぞれのニーズに応えることができる。黒川温泉いこい旅館:含食塩・硫黄・硫化水素泉、単純温泉、68℃、pH3.5-3.8
湯船は内風呂、露天風呂で合計13箇所。
・次回は栃木県板室温泉大黒屋。(Continue to next report)
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