流氷より早めの12月、荒涼たるサロマ湖。厳冬期の夕陽に圧倒され、そこで露天風呂に浸かる。ブログの全体メニューに戻る(→Top page)番外編(44) 北海道 サロマ湖鶴雅リゾートHokkaido Saroma-ko Tsuruga resort
Japanese information:
サロマ湖鶴雅リゾートEnglish information:
Saroma-ko Tsuruga resort2020.12.18-19
はじめに
阿寒湖からサロマ湖に移動して最後の宿はサロマ湖鶴雅リゾート。サロマ湖はホタテと汽水湖で有名だ。皆さん、汽水湖って知っていますか。上が淡水、底が海水、という湖ですね。
塩水は真水より塩分だけ重いから底に沈む、というか、底に静かにクサビのように侵入する(塩水楔という)。なので、多分、ヒラメ(いないでしょうが)とかハゼ等、底に住む魚は入ってくる。
ところが、塩水は底にたまりっぱなしだから酸素がなく嫌気性になって硫化水素も発生するらしい。楽しくない過酷な環境だ。
余計な話から始まりましたが、今回はサロマ湖鶴雅リゾート、ここは夕陽で有名だ。そこで、今回もその夕刻の写真を紹介します。
以下は、ホテルから見た、日没前のサロマ湖です。結構すごい景色です。陸地と湖の境界は雑草でわかりますね。2枚


まるで接岸した流用のような景色。実はさむ〜い、零下8度くらい。


露天風呂
男女二つの内風呂と露天風呂がある。ワタクシは内湯に関心なく露天風呂へ。外は零下で足元には細心の注意。
二つの露天風呂の動画をどうぞ。
おわりに
内湯はいつも快適ですが冬の露天風呂は厳しい。この日は風が強く、途中から閉鎖されてしまった。ここも温泉だというが、寒くてチェックし忘れてしまいました。秘湯というわけにもいかないものの真冬の露天風呂、ということで番外編で記録しておくことにしました。
北海道はもちろん夏が快適です。でも、酔狂な人たちは真冬の北海道も好きです。第一はスキー派、第二は大自然派。荒涼たる原野、凍てつく大地、荒らぶる海、人気のない街、いずれも心楽しくはない。
けれども、人間そんなところに惹かれることもありますよね。脳天気でふわふわな日本人もいれば、(表向きはそうは見えなくても)ちょっとひねてしまった方もいらっしゃる。心象風景は、街でも原野でも人様々かな。
最後に、ホテルの部屋からサロマ湖を眺めていると、オオワシとイヌワシがすぐそこを横切りました。オオワシは嘴が黄色で羽は黒と白、イヌワシは羽が茶色、悠然と飛び去った一舜。・次回は余談で硫黄山。(Continue to next report)
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