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余談78 四国清流めぐり

安居渓谷は仁淀ブルー・中津渓谷や祖谷のかずら橋も清流の佇まいは負けずとも劣らない。

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余談78 仁淀ブルー・中津渓谷・かずら橋

 四国の温泉をめぐると一緒に清流めぐりになる。一つ前の章では四万十川について報告しました。今回は安居渓谷、中津渓谷、祖谷渓谷を。

安居渓谷・仁淀ブルー

 「仁淀ブルー」という言葉は、ネイチャーカメラマンの高橋宜之氏の命名だそうです。沖縄だと「慶良間ブルー」とか、様々な地域で「◯◯ブルー」があります。

 その地域の名前を冠することで、訪れる方も増えて地域おこしに一役立つだけでなく、実際に見て自然の造形に感動する。

自然そのものが人間時間を超えているわけなので、ちっぽけだけれど横暴な人間には示唆を与えるのか。

 最初は安居渓谷の「にこ淵」をどうぞ。
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中津渓谷

 次は中津渓谷。力づくでは動かせないし、削れもしない大岩が、時間という地球の資源を使って、水の流れを形状として再現した彫刻になっている。石柱といいます。
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それから雨竜淵

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祖谷渓谷

 続いて祖谷渓谷のかずら橋、昔はかずらだけで造られていましたが、今は中に鉄線が入っているので、大勢の人が乗っても壊れることはありません。
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 眼下の清流がとても綺麗ですし、上流側はひと気がなくいい感じでした。
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 オオサンショウウオが一匹いますね。見たいものが見えるのは人間のサガ。

クリアーカヌー

 ここで安居渓谷に戻ります。宮崎の河原キャンプ場でアウトドア体験しました。清流に透明クリアーカヌーで乗り出します。
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 空から見ると透明さが際立ちます。
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 空撮するとなお素晴らしい。これはドローン撮影してもらえるからでした。いや、スゴイ時代になって生きててよかった!という感じ。
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海の青との比較

 少し唐突ですが、おまけに波照間島と宮古島の写真を紹介します。

・ 波照間島の「波照間ブルー」
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・ 宮古島の「宮古ブルー」
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 うーん、青い!!物理的な説明は省略して、海と渓流との心象について。海の青は情熱的で力強さがある。これは、海水という同じ媒体の中で、多様な生物世界が渦巻いているからだろうか。

 地球の海は全て繋がっているから総量はとてつもなく大きい。これに対して、渓流はか細い一筋の淡水だ、なのでそこに棲む生物の多様性は限られている。それで控えめな生命量に応じて淡いブルーに見えるのかもしれない。

 どちらにシンパシーを感じるかは人それぞれだ。人は海中生活から陸上に上がって久しいし、淡水は飲めるから渓流がいい、でも、海の世界のカラフルな色と形態も非日常で楽しいもの。


次回は中津渓谷ゆの森です。(Continue to next report)
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.19 2022 comment0 trackback0