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姥湯温泉・桝形屋の異次元-3-



第38章 姥湯温泉・桝形屋の異次元 -3-
English Information
38.6 源泉と湧き水の共存

 源泉が湧き出る所は硫黄分で必ず黄色に変色しているからすぐわかる。岩の隙間から噴出しているが、これが地下の湯脈から地上に溢れるルートである。一帯が温泉地帯だから至る所から源泉が湧き出るのはわかる。しかし、冷たい湧き水がすぐ横で湧いている。これは一見、不可解だ。雨水が地下に浸透して湧き出るのが湧き水だが、近くに熱い源泉の通り道があれば暖かい水になっても良さそうであるが、実際は、紙一重で、源泉と湧水は違ったルートで来ているらしい、地下からと地上からと。自然界は不思議だ。
 
・ 対岸に黄色く変色したところがある。動画ではないから、これではわからないが、お湯が豪勢に噴出しているのである。
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・ 上流の源泉からお湯を引くパイプだ。
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・ 一旦、貯湯槽に貯めて、一定量を下流側に送湯している。水位を一定にするためにオーバーフローしている。
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・ もったいないが、お湯は掛け捨てだ。
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・ 溢れる源泉、まだ透明だ。
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・ すぐ横に苔が生えていている、湧き水が出ているからだ。
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・ 岩の隙間から「冷たい」湧水が出ていた。
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・ 上流側を仰ぎ見ると、谷筋は黄色に変色しているから、上流でも源泉が噴出しているはずだ。
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38.7 川の一部が天然露天風呂風

・ 所々に滝壺が見える。
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・ その一つに慎重に近寄る。
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・ ムッ!これは天然の濁り湯露天風呂、つまり「野湯」ではないか!!
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 手を浸けてみるとなまぬるい。今なら行けそう、入りたい、でも危険すぎる(近づくために足を滑らし転落しかねないし、入ったとしても岩が落ちてきたり、流されたりしたら命がない。自然は思ったよりもはるかに危険です!)。絶対に入ってはだめです。好奇心は時として命と引き換えになりますから。
 
 一般的に野湯(私の分類では「ワイルド秘湯」)と言われている所には、枡形屋に来るような秘湯フリークは入りたいもの。学校のプールのように監視人をつけて体験一回10分、3名まで午後1時から3時まで、雨天時休業…なんて感じで、いつかはサービスしていただけないでしょうか?ダメモトでお願いします。

 というのも、実はついこの間、秋田県小坂の「奥奥八九郎温泉」に挑戦した。アブよけのネットまで準備して!ところが、あいにくの豪雨で、道はえぐれ倒木で行く手を阻まれ、先に進めずあきらめた経緯がある。山形には「川原毛大湯滝」もある。こちらは酸性強く、しぶき防止用にプール眼鏡持参がいいかも。北海道には然別地区にも野湯群がある。上品なモダン秘湯だけでなく「ワイルド秘湯」もいつかは再挑戦するつもりだ。

38.8 一旦中締め

 一旦、桝形屋の中締めです。悪路をものともせずに多くのファンがここを訪れる。今回は予約も用意周到にしてやっと来ることができた。満足であった。温泉の楽しみは多様だ。森林浴の露天風呂、渓流沿いの露天風呂だけでなくこんな秘湯も楽しみたいもの。ここ以外にも荒れ地に湧き出る硫黄泉には野趣溢れる露天風呂が多いが、こんな急峻な崖地は珍しい。冬は閉鎖する中で、管理もメンテナンスも大変だろうと思う。営業して頂いていること自体に感謝!

 さて、私は「鉄キチ」ではないが、今回の旅で偶然、JR奥羽本線の「峠駅」に立ち寄った。-4-ではその時のサプライズを紹介します。鉄道ファンではよく知られていると思いますが、予備知識なしに峠駅に遭遇したので正直かなり驚きました。ナ、ナ、ナンダコリャー…


温泉概略データ:自噴源泉6カ所、内一カ所を使用、単純酸性硫黄泉、源泉泉温51度、pH=2.5、蒸発残留物=831mg/l、内風呂男女各1、露天風呂3(混浴2、女性用1)。
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