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妙見温泉・おりはし旅館の大正テイスト -1-



鉄分を含んだ濁り湯、透明な温めの湯、冷温泉、多様な泉質を楽しめる。鄙び感に溢れ、ハチミツ色の濁り湯露天風呂がすばらしい。
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第41章 妙見温泉・おりはし旅館の大正テイスト-1-
English Information

 おりはし旅館は「日本秘湯を守る会」の宿である。妙見温泉そのものは1895年(明治28年)開湯とされるが、創業はさかのぼり明治12年、妙見温泉で最も古い宿とある。西南戦争の時、キズ湯として湯治場を設けたのが始まりだ。後でふれてゆくが、温めのキズ湯のほか、主力の源泉は51度のナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩温泉で微弱黄色透明の濁り湯だ。もちろん源泉掛け流し。湯船では酸化する鉄分のため、この壁の薄茶色とお湯の色とが相まって、微妙な色になる。写真では薄緑色のようにも見えるが、ここでは、イギリスコッツウォルズ地方の石の色である「飴色」または「ハチミツ色」と表現することにしたい。ハチミツ色といえば聞こえは相当いいし、実態に合っているから。

41.1 おりはし旅館に向けて

 霧島山塊の韓国岳(からくにだけ)に降った水が南に流れると霧島温泉郷に下る。そこを更に南下すると妙見温泉である。川は天降川(あもるがわ)という。水量が豊富で鮎も大きく育ち、尺ものの大きな鮎がいるそうだ。鹿児島空港から近いが飛行機の航路の直角になるので音はしないし、川の音以外はなにもしない静寂そのものの環境である。

・ 天降川の本流:橋の上から撮影した。左手に支流がある。左手の建物がおりはし旅館の離れの建物(水明)だ。
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・ 支流の対岸にも温泉ホテルがある。温泉が掛け流しになって川に落ちているのがわかる。
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・ 橋を渡った直後の右手におりはし旅館の入口がある。森の奥といった秘湯風情に期待が高まる。
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・ 入口には看板と提灯がある。
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・ 小雨に濡れて竹の葉がきれいだ。
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41.2 本館のエントランス

・ ここで、全体の見取り図を(参考までに)。本館と4つの離れ、自炊棟、新設の山水荘、いくつかの風呂群からなる。
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・ すぐに玄関、これが今日泊まる本館だ。かなり古い大正時代の建物だ。
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・ 「おりはし旅館事務所」とある。ロビーはないのかな??女将さんは、シャキシャキとした明るい方、予約の際も注文を丁寧に聞いていただけた。
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・ 右手に回ると、本館の全容が見える。
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・ 左が本館、右が離れの「水明」。
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・ 本館側に本館への入口がある。中の紹介は-2-で。
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・ 駐車場は細い道を抜って奥の方にあり、露天風呂もこの方向だ。
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・ ほんの20mほど進むと分岐があり右手が露天風呂「えのきの湯」だ。
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41.3 露天風呂「えのきの湯」

・ 男性用の露天風呂。脱衣所から中に入ると広々としている。あの有名な湯船が見える。写真の下に黒光りする石が見える。
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・ これはテーブル?椅子?よくわからないが、デザインはすぐれている。たぶん…缶ビールを飲むためだろう…(自動販売機はないが…)。
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・ 湯船の全体を見渡す。
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・ 右奥の方から新鮮な湯が注がれている。源泉の温度はやや高めだから、中に溜まっているうちに適温になってゆくのだろう。時期によって湯温は低くなることもあるらしい。色は白?黄色?薄緑?に見えるが実際は薄茶色に近く、縁や床は、はちみつ色になっている。
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・ 湯口は奥にあり、結構な量が注がれている。妙見温泉の一帯は湯量が豊富に違いない。
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・ 鉄分の影響で茶色っぽく染まっている。
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・ お湯が黒川温泉のような透明青色にも見える。
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・ 析出物が粒粒になっていて源泉の成分が濃縮されているようだ。
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 露天風呂には何回か入った。少し熱めで体感温度43度。露天風呂の端にホースがあり、お好みで水を足せる。ところがこれは水ではなく「冷泉」であった。つまり、加水ではなく、温冷混合源泉掛け流しだ。ただし、湯船の量が多く「冷泉」の効果はさほどではない。この広い露天風呂で人に会ったのは一回一人だけ、大きな湯船に身を任せての至福の一時だった。

 こちらは女性用の露天風呂:こちらもなかなかなものだ。
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露天風呂から紹介したが、-2-では本館の内部と内湯を紹介する。特長は湯温33度のキズ湯だ。


温泉概略データ:熱めの湯:49リットル/分、51度、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩温泉、微弱黄色透明、pH=6.3、蒸発残留物=1679mg/l、キズ湯:60リットル/分、33度、pH=7.0、蒸発残留物=782mg/l、冷温泉:自噴、16度、pH=7.0、蒸発残留物=119mg/l、内湯男女各1、湯治用男女各2、竹の湯・キズ湯男女各1、貸切露天風呂1、露天風呂男女各1。この他、風呂付きの離れがいくつかある。
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