fc2ブログ
2023 02 << 12345678910111213141516171819202122232425262728293031>> 2023 04

奥湯沢・貝掛温泉のぬる湯-2-



目に効くというぬる湯の名湯だ。贅沢な湯量、露天風呂、長湯大好き人間はここでお湯に静かに溶けて行く。なかでも内湯の実力は高い。

第42章 奥湯沢・貝掛温泉のぬる湯 -2-
English Information

 貝掛温泉は、源泉湧出量が400-700リットル/分、36度、pH=8.0、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性温泉)である。源泉は露天風呂の傍らから湧出していて、その小屋から露天風呂(男女)、内湯に引かれている。36度は夏は快適だが冬は寒すぎる。長湯すればいいのだが、我慢できない人も多いだろう。そこで、内湯は、源泉そのものと、加温した湯が注がれている。
 有名なのは露天風呂で提灯とともによく雑誌にも出てくる。しかし、結論から言って、実は内湯の方がすばらしいと思う。

42.4 内湯(男性用)

 内湯は広々としていてとても清潔だ。二つの湯船は源泉そのものと、ほんの少し加温された湯船の二通りが用意されている。加温された湯温は体感で41度。これも適温だ。お湯はかなり豊富なので、お湯は透明・清潔この上ない。ざぶざぶと溢れている。それに高い天井が開放的で、のびのびを浸ることが出来る。

・ 中に入ると左手に洗い湯がある。
DSC04562_convert_20121031203839.jpg

・ 天井は高く開放的だ。
DSC04564_convert_20121031203903.jpg

・ 二つの湯船(左が温湯、右が少し加温)
DSC04556_convert_20121031203927.jpg

DSC04560_convert_20121031203948.jpg


・ 加温された湯船、少し小さめだ。燃料を消費するから小さめがよいはずだ。温湯の後に入って少し暖まって出る。
DSC04561_convert_20121031204020.jpg

・ 湯量は豊富でとても気持ち良い。特に透明さに注目して欲しい。
DSC04575_convert_20121031204127.jpg

・ 湯量の少ない温泉は、言う言われぬ苦労をされていると思うが、源泉の豊富な温泉の方は、この湯量が当たり前と思っているはずだ。贅沢なこと。
DSC04551_convert_20121031204216.jpg

・ 左手の温湯、こちらも源泉ドバドバ状態だ。
DSC04553_convert_20121031204240.jpg

・ お湯はあくまで透明だ。2枚
DSC04578_convert_20121031204328.jpg

DSC04579_convert_20121031204351.jpg

・ 湯面に映った窓の影だ。
DSC04572_convert_20121031204414.jpg

42.5 露天風呂(男性用)

 内湯から外に出るドアを開けると、いきなり露天風呂だ。二つの提灯の下がった露天風呂は、特に豪雪期の雪見風呂として有名だ。ところが、温いというハンディがあるので、小さな加温された湯船が用意されている。お客に風邪を引かせたら元も子もないから。

・ 全景:かなり広々としている。
DSC04588_convert_20121031204445.jpg

・ 右手の提灯。2枚
DSC04595_convert_20121031204510.jpg

DSC04594_convert_20121031204531.jpg

・ 左の提灯と、源泉小屋。源泉がどこにも出ている気配がないので、この崖下の小屋が源泉とにらんでスタッフの方に聞いてみたらそうであった。女性用や内湯にも分湯するので丸見えにならないように小屋が造られたのだろうか。とにかく、目の前で温泉が大量に生まれている。すごいことだ。
DSC04598_convert_20121031204555.jpg

・ 湯口
DSC04600_convert_20121031204619.jpg

・ その上の彫像
DSC04602_convert_20121031204642.jpg

・ 外から内湯の方向を見る。10月半ばだったが、紅葉には早すぎた。山側の緑を愛で、温めのお湯に身を任せていつのまにか夕刻になる。こんな贅沢はない。
DSC04593_convert_20121031204702.jpg

DSC04606_convert_20121031204725.jpg

・ 提灯の灯りが映るこの時間帯が好きだ。
DSC04586_convert_20121031204749.jpg

・ 大きな露天風呂に併設された小さめの湯船、こちらが加温されている。温めからこちらに映ると、さらに体が喜ぶ。
DSC04591_convert_20121031204812.jpg

DSC04604_convert_20121031204839.jpg

DSC04580_convert_20121031204901.jpg

42.6 夕食

 夕食は食事処でいただく。子持ち鮎、薬膳玄米粥、紅鱒の刺身、岩魚、ぼたん鍋、土瓶蒸しなど。酒もうまい。特に利き酒セットが美味しかった。
DSC04652_convert_20121031204954.jpg

DSC04656_convert_20121031205020.jpg DSC04653_convert_20121031205043.jpg

DSC04657_convert_20121031205132.jpg DSC04660_convert_20121031205155.jpg

DSC04658_convert_20121031205218.jpg

-3-ではは女性用の露天風呂と内湯を紹介する。


温泉概略データ:源泉量:400-700リットル/分、36度、ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性温泉)、無色透明・まろやか、黄色透明、pH=8.0、蒸発残留物=2285mg/l、メタホウ酸:24 mg/l、内風呂男女各2(温湯,熱湯)、露天風呂3(男2,女1)。
・現在、掲載写真は982枚。
・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。
ブログの全体メニューに戻る

FC2 Blog Ranking


にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 秘湯・野湯へ にほんブログ村
人気ブログランキングへ
旅休ドットコム・ブログナビゲーター
相互リンク募集・リンク集
関連記事
.10 2012 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/133-2991be1f