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美ヶ原温泉・すぎもとの矜持-1-


一言で表現すると館主の哲学が隅々まで行き渡っている宿だ。限られた空間を余す所なく活用しゲストに快適な滞在を約束する。
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第49章 美ヶ原温泉・すぎもとの矜持-1-
English Information

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49.1はじめに

 美ヶ原温泉は松本市の東のはずれにある(この先には実は王ヶ頭、王ヶ鼻への道がある)。民家の間を抜けて行くと風情のあるこじんまりとした美ヶ原温泉がたたずむ。日本秘湯を守る会ではないが歴史は相当長い。奈良時代以来の歴史のある温泉で、日本書紀にも書かれていた。当時、「束間(つかま)の温湯」と呼ばれていた。源泉は囲ってあるのでわからないが、中庭の中央にあって、1200年前も今日もここから溢れている。
 「白糸の湯」というのが最初の名称でその後、山辺温泉と言われた時期もあるらしい。美ヶ原高原(元は東山)の名前が定着する際に、昭和三十年代に美ヶ原温泉と名前が変わったのだろう。
松本藩の初代藩主は石川数正であるが、

49.2 ロビーは暖炉とオーディオルーム

 すぎもとは「民芸のお宿」と銘打っている通り、館内は民芸調に統一されているが、民芸調であると同時に、オーディオで共有空間を満たしている。くつろぎ処や食事処に流れるのはジャズ、クラシック、バラードあり、静かな曲が多い。オーディオは素人でわからないがマッキントッシュ(PCにあらず)、B&W、トライオードなどの名品ぞろいらしい。
・ 宿の建物は三階建てだ。道が狭いので見上げる構図だ。
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・ 入口の暖簾
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・ 玄関の引き戸には家紋があしらわれている。
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・ 中に入ると左手がフロントだ。
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・ こちらは客室に行く通路だ。
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・ 右手はコンシェルジェデスクだ。ここには時々館主やスタッフの方が座って仕事をしておられた。
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・ その横が暖炉ルームだ。中央のテーブルの回り椅子が配置されている。数名は余裕だ。
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・ 暖炉の薪が程よく燃えている。
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・ 大きな薪だが乾燥しているから煙は出ず、少しづつ燃えて行く。大きな薪はそれなりに長持ちする。とても落ち着く。暖炉というのは日本人の憧れの一つだ。暖炉のある家に住みたいという人は多い。本物の木を燃やして暖をとり、ウィスキーやワインをちびりちびりやるのが理想だろう。
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・ 部屋の片隅
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・ こちらから隣のオーディオルームを見る。
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 くつろぎ処は暖炉ルームとオーディオルームに分けられている。暖炉の炎を見て暖をとりながら落ち着きたい人、いい音楽を聴きたい人はオーディオルームへ。体をほぐしたい人のためにはマッサージチェア(かなりの優れもの)もある。心も体もほぐしてあげましょう、という計画だ。こんな空間が、もしホテルのようにシンプルで整然としていたら、自分の部屋とは思えないだろう。そこで、いろいろな置物、小道具を随所に配置して、漫然とした雰囲気を出している。その漫然さが、あたかも自分の空間のように錯覚する仕掛けになっている。つまり落ち着くのだ。

・ オーディオルーム。こちらは窓に面していて灯りが差し込む開放的な空間だ。
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・ 椅子とファブリック。
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・ 膝掛け、さりげなく置いてあるのが心憎い。「くつろいでくださいね」という心配りだ。
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・ 絨毯も高級そうだ。
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・ 変わったスピーカー。
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・ 民芸タンスの上にオーディオ機器が鎮座している。
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・ タンスはなかなかだ。
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・ 小物、照明など。
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 最後のシャンデリアだが、私たちが到着したのはチェックインの少し前だった。くつろいでいると、館主の方がこのシャンデリアを軍手を使って一生懸命に磨かれていた。館主がそこまでやるのか、と少し感動した。ここはただ者の宿ではないと。そのことはおいおいわかって行く。-2-では引き続き館内を。


すぎもと
温泉概略データ:掛け流しで温度調整のための加温あり。源泉量:88.5ℓ/分強、40℃、アルカリ性単純温泉、pH=8.7、成分総計=416mg/ℓ、内風呂、露天風呂が男女各1、貸切風呂1。
・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。
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