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このブログについて  〜「秘湯感動紀行」のコンセプト〜

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1.あらまし

守備範囲

 日本文化を考える上で温泉は一つの切り口と言えます。感動した秘湯について、何にどのように感動したかという個人的感想を綴ってゆきます。主に「日本秘湯を守る会」から選んでいましたが、ここのところ、範囲が広がりつつあります。

秘湯とは
 「秘湯」の定義は難しいところです。本当に山奥の一軒宿、脱衣所もない源泉掛け流し(温度問わず)というのが、もっとも「秘湯」と言うべきでしょう。そこは他の先輩の秘湯フリークにお任せし、このブログでは、普通の人が身近に感じて行ける普通の温泉の中から選んでいます。ただ、やはり、温泉街の中にある温泉は敬遠気味です。露天風呂のすばらしい宿、ひなびた宿、一軒家の宿、もてなしの宿といったところでしょうか。若い方、カップルの方だけでなく、熟年・シルバーの方、リタイアした方など、時間はあってもなくても暮らしをよりよくエンジョイしたい方にお薦めしたい宿です。
 なお、秘湯の分類(私案)についてはこちらをご覧下さい。

めざすもの
 日本の温泉がグローバルに見て再評価されるべき文化・自然資源であること、それは、観光産業にとっても、今後、市場を開拓してゆく上で重要な方向性を示唆していると考えています。温泉は「もてなしの心」「自然資源の活用」などで、まだ発展の余地が大きく、その視点で感じたことを伝えたいと思います。日本の温泉はグローバルな価値ある資源だと確信します。それで、不遜ですが、ゲストだけでなくホストの方にとっても、本ブログが温泉の発展とレベルアップを図る一助となれば幸いです。

本とブログの違い
 書店に行って気づいたことがある。温泉を紹介する本は多いが、おしなべて中・大規模の旅館やホテルが多い。売上高がある規模ないと広告への投資もままならないし、本で紹介してお客が殺到しては、本としても宿としても困るだろう。規模については個人的な好みなので「よしあし」はないが、少なくとも、小規模で家族経営の宿は紹介される機会が少ないことは事実である。
 しかし、そのような秘湯が徐々に変化しつつあることを体で感じ始めたのである。大きなものが過去の成功体験ゆえに、変化に対応できずに衰退してゆき、変化に対応できる小規模の秘湯がむしろ受け入れられる時代になっていると思う。事実、かつての著名な温泉街の大規模旅館が廃墟になっている例は多い。
 情報が規模の垣根を取り払い、誰でも平等な立場になれる、そんなグローバルな情報時代には規模はあまり関係なく、むしろ、独創性や個性、心暖まるふれあい、経営哲学こそが選ばれる評価基準になってゆくのではないだろうか。そこに光を照らすのがブログの役割である。

ブログ方針について
 個人的に波長の合う秘湯とその周辺について写真とともに紹介します。料理や温泉の泉質などの情報は、他のホームページやブログにも多く紹介されていますので、当初は割愛しました。宿泊時に、公開を意図しないで撮っていた写真を利用しているため、写真の量に限りがあります。温泉とその周囲のおすすめスポットについては、やや積極的に紹介します。地域そのものが文化だと考えるからです。
 周辺の話として「水」の話が多く出てきます。「森」も好きです。これらを含めた温泉という地域が日本を代表する文化の一つで、これを日本自身が再発見し、また、グローバルにも評価されてよいと思います。

2.「日本秘湯を守る会」との出会い

大丸あすなろ荘

 20年ほど前になりますが、福島県・二股温泉・大丸あすなろ荘に宿泊しました。一度行きたかった宿でした。フロントにいた方が本会の提唱者でした。少しお話しすると普通の旅館の館主とはかなり違う方で「日本秘湯を守る会」のことをここで知り興味を持ちました。その前後に、新野地温泉・相模屋や、栃木県の大丸温泉旅館にも行きましたが、秘湯巡りは将来のことだと思い、長らく忘れていました。

 しかし、振り返ってみると「日本の秘湯」(第18版)の編集後記で、佐藤好億氏が述べられている「有限資源である温泉」「水環境を守る」「日本の原風景や地域文化」これらのキーワードが私の琴線に共鳴しました。そして「ブログを始めよてみようか」という思いが湧き上がってきたました。

秘湯めぐりのきっかけ
 この3年ほどの間、たまたま本会の秘湯に泊まることがあり、スタンプ帳を作ってみました。いくつか秘湯巡りをしていましたが、栃木県・八丁の湯に投宿したとき、こんなことがありました。滝の横の露天風呂中で、あるご夫婦に出会いました。滝を見ながら、私が「いいですねー」と言うと、「いいですな〜」「秘湯巡りをしているんですよ」ということで、少しお話し、こちらから私から「それでは、今までで一番よかったところはどこですか」と聞くと、「それは仙仁温泉です、日本秘湯を守る会の宿です、ただし予約はかなり取りにくいですよ」ということを知りました。我然、それは行かねばと思い、念願の仙仁温泉に行きました。
 そこでびっくりしました。どのようにびっくりしたかは、第一章に書いていますので、ご興味があればご覧ください。これを機会に、温泉・秘湯を見直し、これを日本人だけでなく、海外の人にもいつか知ってほしいと考えました(でも英語版を作る能力はありません。どなたか英訳していただけるまで。)

3.(現在の)紹介のルール 

感想について

 日帰り入浴だけの湯や、秘湯というには少し気が引ける宿については正式には取り上げず「番外編」としました。正式には宿泊した宿に絞りました。やはり一日は滞在して紹介したほうがよいと思います。結果として、チェックインからチェックアウトまで最大限、宿に滞在しました。目的が温泉ですから。午後、夜、朝、基本的にどんなに少なくとも3回、多い時は10回ほど入湯しました。露天風呂と内風呂含め、とにかくすべての湯にいるようにしました。正直に言うと、ネガティブに感じたことがまったくなかったわけではありません(サービス、人、部屋、料理他)が、それにはふれません。1−2回の宿泊でそんなイメージを固定させるのはフェアではないかなと。逆に書かないことが、見方によればアンフェアかもしれません。ま、あまり難しくは考えていません。

源泉掛け流し
 「源泉掛け流し」そのものには強くこだわりませんが、結果として、源泉掛け流しの宿になってしまったようです。それよりも入湯者の数と供給湯量のほうが気になります。加水はあってもよいでしょう。ただ、温泉や秘湯は「温泉ランド」ではありません。秘湯に行く人は、多くの人の背中を見たいわけではありません。ゆっくり新鮮なお湯に浸かりたいだけです。

宿泊費と料理
 宿泊費について多くを語りません。高いか安いか、それは安い方が良いいに決まっています。できるだけリーズナブルな秘湯を多く取り上げて、温泉と日本文化について述べたいと思います。例外はあります。
 料理の話は深入りしません。感動したことは度々ありますが、力量と写真がありません。ただ、どうしても料理に触れざるを得ないことも感じ、十二章あたりから料理の話が出ています。
 また、文章と写真は随時、改訂・更新しています。誤解や誤植があるからですし、後になってみると違ったイメージを抱くことがあるからです。複数回、宿泊すると、欲が出てよい写真に入れ替えたくなります。その意味で、料理についてはふれる機会が増えています。「現在の」紹介ルール
と言ったのは、「現在のルール」がいずれ変わるからだと思うからです。

4.課題

 正直言って、温泉経験は浅いほうです。百カ所あるいは千湯以上も入湯された強者には一生かかってもかないません。日本文化について述べたいなどとイキがっていますが、実際、その素養はありません。ブログだから許してもらえるでしょうか。写真・カメラ技術も素人です。

 評価を点数で表しているホームページやブログがありますが、点数付けはしません。つまり、行ってみたらがっかりということもあるでしょう。あくまでアナログ評価であることはご容赦ください。人によっては、価値基準は異なりますので、紹介した温泉に波長が合わない方もいるはずです。これもご了承ください。

 温泉そのものや文化、近場のスポット、気になった風景など、温泉や地域に光を当てて、全体的イメージをふくらませればいいなと思いました。そのためには一泊では到底足りません。季節も変えて宿泊すべきです。これらは今後の課題ですが、改善にはしばらく時間がかかるでしょう。

 それから、ブログにしては文章がカタイのが難点です。必ず指摘を受けると思います。ただ、これは私の「さが」ですからお許しください。もう一つ、秘湯に加えて様々な感動についても紹介していきたいと考えています。これは写真集的のものになる予定です(お休み中)。

(このブログは2011年8月から始めたばかりで試行錯誤の段階です)

なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
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Onsen
From Wikipedia, the free encyclopedia
An onsen (温泉?) is a term for hot springs in the Japanese language, though the term is often used to describe the bathing facilities and inns around the hot springs. As a volcanically active country, Japan has thousands of onsen scattered along its length and breadth. Onsen were traditionally used as public bathing places and today play a central role in directing Japanese domestic tourism.
Onsen come in many types and shapes, including outdoor (露天風呂 or 野天風呂 roten-buro or noten-buro?) and indoor baths. Baths may be either public run by a municipality or private (内湯 uchiyu?) often run as part of a hotel, ryokan or bed and breakfast (民宿 minshuku?).

http://japanport.weblogs.jp/onsen/
http://www.onsenjapan.net/
http://japan-onsen.com/

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.07 2014 温泉 comment0 trackback0

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