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三斗小屋温泉・煙草屋旅館への道のり-2-


露天風呂は山々を見渡せる天上の秘湯だ。温度はぬるめとやや熱めの二つの湯船があることも的を得ている。苦労して来ること自体が楽しい。
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第57章 三斗小屋温泉・煙草屋旅館への道のり-2- 
English Information

57.4 三斗小屋温泉

・ チェックインは1時から。入口は簡素で必要最小限だ。女将さんがお出迎え、前金で一人8500円(休前日)。有り難い価格だ。左に掛けてあるのは到着した人の雨具だ。カラフルでいいな。
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・ 客室は二階か別棟になっている。部屋は隣と簡素に仕切られただけで鍵等はなく布団もセルフだ。山小屋だから充分だ。(もっと広い部屋もある)
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・ 食事は4時半!から一階の大広間で頂く。すでに準備中だ。お膳の数をついつい数えてしまうが今日は45人だ。強風と雨でキャンセルが出たようだ。
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・左が 夕食:簡素な食事で豚の生姜焼きとヤマメの甘露煮がメインだ。量は多くはないので、ご飯を少し余計に食べてしまう。運動と風呂の後は何でもおいしい。そもそも、道路もない山小屋だから食料は人力で荷揚げ(ボッカ)するしかない。自前で冷やしておいたお酒を頂かせてもらった。右が 朝食:6時半からでこれまた簡素、やはりご飯を多めに頂いた。
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 夕食も朝食も、合図の太鼓がたたかれる。これもいい工夫だ。部屋に電話はないし、食事の時間も多少はずれることもあるだろう。そこで、太鼓で時を知らせることにしたのだ。風情はあるし、実に合理的なシステムだ。

57.5 内風呂

 後で紹介する露天風呂に気を取られがちだが、内風呂もすばらしい。女性用はコンパクトだが、男性用は湯船が二つあって優遇されている。このため、実は、男湯は18〜19時の間は女性用になる(逆はない)。女性にもこちらの湯を楽しんでもらうためだ。この配慮が女性にはうれしい。この宿はバランス感覚にすぐれている。ただし、石けん、シャンプーはないので持参のこと。

・ 女性用の湯船:石造りだ。
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・ 溢れる湯がいいな。
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・ 男性用の方は広々としていてしかも湯船が二つある(右端のシートの下にもう一つ?)。温めと熱めだ。体感温度は温めが41℃、熱めが44℃だろうか。
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・ すべて木製で渋い黒色になっている。歴史が長いのだ。皆さんまず露天風呂に行っているらしく、一人で楽しませて頂いた。山奥の秘湯、いいですね!
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・ この感じが山里の湯船の特徴だ。透明な湯がいい。
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・ 温めのほうは、源泉を沢水で割ったものだが、掛け流しだ。
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57.6 露天風呂

 露天風呂は混浴だからそれでもいいいとしても、女性は専用でゆっくり入りたいもの。そこで、15〜17時は女性専用となる。これは嬉しい配慮だ。

・ 宿の外に出てサンダルに履き替えて露天風呂に向かう。振り返った写真。衛星電話用のアンテナがある。
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・ 露天風呂の全景だ。
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・ 左手が脱衣所(男女共用)湯船は二つ。手前が熱め、奥が温めだ。
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・ 逆から見ると温めの方が圧倒的に広いことがわかる。10人は充分入れる大きさだ。熱めのほうは4人かな。
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・ さて、山側を望む。ここは一体どこ??というすばらしさ!標高約1500mの天国だ。
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・ 湯船の中から霧にむせぶ山々を見る。水墨画のようだ。手足をぐーっと伸ばせば旅のつかれが取れて行く。3人の若い男性が入ってきて「スッゲー、ナニコレ!」と騒いでいたが、すぐに静かになった。もっともだ。山々を見てみなさんうっとり状態だ。誰しも露天風呂トランス状態になってしまう。
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・ 遠くの山も美しい。
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・ 湯は満たされて掛け流し。
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 さて、翌朝、いつものように夜明けとともに露天風呂に行った。昨夜は食事も早かったし、皆様もお目覚めが早いようで、すでにお二人様の先客がいた、カップルだ。混浴だから当然で、早朝からまったりとされている(ただし、ゆゆ着はだめ)。全然自然だ。ここは山奥だ。しばらくすると、タイミングを見計らって知らない間にサッと上がられた。すると、別のカップルが訪れた。こちらの方々も、知らない間に湯船にサッと入ってこられた。こちらはほとんど天国・満足・瞑想状態なのでわからない。女性も恥ずかしさ以前の話で、自然満点の露天風呂だからできる技。ほほえましくなった。

 内風呂の混浴では女性の入浴は難易度が高い。閉じた空間がだめなのだ。法師温泉長寿の湯などは、お湯はすばらしいが、人気が出て男性がひしめき合っていれば女性は敬遠せざるをえない。しかしこちらは天上の露天風呂、人もほとんどいない早朝で、さわやかさに満ちている。意識はトランス状態、心もすでに大自然に奪われている。-3-では姥ヶ平と牛ヶ首方面を通って帰途についた。


三斗小屋温泉・温泉概略データ:内湯6.7ℓ/分、45.6℃、pH6.4、成分総計490 mg/kg1、
露天風呂56.3ℓ/分、75.6℃、成分総計210mg/kg1、単純カルシウム鉄泉、内湯男女各1、混浴露天風呂1。

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