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栃尾又温泉・自在館の羊水-3-


自在館は放射能泉である。皆さん共通の高評価は「したの湯」だ。羊水とほぼ同じ温度に浸かり、無言で長い時間入るのが作法だ。
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第59章 栃尾又温泉・自在館の羊水-3- 

59.5 うえの湯

 栃尾又温泉センターと書かれた銭湯風の建物&構造である。比較的新しい感じがする。「霊泉の湯」と言われている。中は風呂も床も壁も総タイル張りである。湿気に強いタイルが新素材として使われた時代のものだ。

・ 栃尾又温泉センター=うえの湯、の入口。
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・ ラドン温泉の説明が部屋の中にあった。ラジウムから出るラドンが溶け込んでいて、これが皮膚や呼吸で体に吸収されるそうだ。
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・ 湯船は3つありこちらは一番右の熱めの湯。左
の湯船は温めの寝湯。
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・ 注ぎ口から湯が出ているが、加温した循環湯だと思う。ブルーのタイルが新鮮だ。
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・ 一番大きい温めの湯だ。中央に突き出しているのが湯の配分口で、2−3カ所の丸いパイプから出ている。
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・ とにかくブルーのタイルが鮮烈でエーゲ海を思わせる青さだ。
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 うえの湯には洗い場があるので、こちらを利用される方も多いが、その他は、温めの湯船にじっくり浸かっている。栃尾又温泉を訪れる方の1割程度ががんを煩っておられる方だと聞いたことがある。薬も放射能も多量に服用すれば毒になるが、それゆえがん細胞にダメージを与える作用があるのだろう。湯船にはあきらかに長時間浸かっておられる方もいた。いわゆる湯治をされているのかもしれない。

59.6 うけづの湯

 自在館には3つの貸切湯がある。うけづの湯、たぬきの湯、うさぎの湯だ。たぬきとうさぎは内風呂でほぼ同じだが、うけづの湯は露天風呂になっている(うけづとは対岸の山の名前である)。たぶん、昔は貸切はなかったのではなくて、最近のトレンドに応えるべく造られた(入り方を変えた)のだと思う。たぬきとうさぎがそれぞれ男女別の内風呂だったのでは。実際に、夜の10時半から翌朝8時までは男女別の一般浴室になる。

・ うけづの湯は展望が良く一番開放感のある露天風呂だ、というか、露天風呂はここしかない。
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・ 差し込む光がいい。
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・ 湯面に映る樹影。
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・ 外界を見ながらのひと時は格別、制限時間は40分。
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59.7 たぬきの湯

 たぬきの湯は元々、男湯だったと思われ、広々としている。湯船も貸切にしては分不相応に広くて気持ちがよい。

・ 広い浴室と広い湯船 
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・ お湯は透明だ
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・ 窓がお大きいので一層開放的だ。
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59.8 したの湯

 したの湯は地下一階から62段の階段を降りて行く。宿の建物は岸壁に建っているが、したの湯は川に近いのでそこまで降りて行く。源泉は対岸だという。

・ 上から見た湯宿。確かに下の方だ。雪の時は佇まいがすばらしいだろう。
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・ 階段をどんどん降りて行く。豪雪地帯なので屋根と壁に囲まれている。
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・ 浴室は照明がスポット照明になっている。左の湯船は熱いので、冬期には上がり湯に使うのだろう。夏は使わなくてもいいと思う。
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・ 右手に大きな湯船、ここがぬる湯だ。湯音は36℃くらいで体温そのものだ。日本人には低い温度だが、好きな人は好きな温度だ。
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・ 天上の照明が湯船の中央を照らす。意図的な照明だ。
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・ 中央の岩から源泉が周囲に注がれている。この周囲に人が順次、体を横たえて行く。
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 さて、この意図的な薄暗さは心を鎮めるためのものだ。温度は体温、いくらでも長く浸かって入ることができる。よく例えられるのが羊水だ。この羊水はラジウム泉で体に良いという。したがって、病を煩った方が、湯治のように何時間も過ごされる。それには作法がある。静かにしていることだ。皆さん、一言もしゃべらず、自分の羊水空間の中で心と体を開放されている。そのうち、私も含めて朦朧として眠くなってくる。こくりこくりとしながら時間を忘れる。人間、わがままなものだ。なるべく独り占めして入りたいという衝動にかられる。が、ここは人気の湯船、そこで、静かにして目を閉じることで自分空間を独り占めすることになる。

 ラドン濃度はうえの湯が42.6マッヘ、したの湯が50.9マッヘ、と言ってもマッヘとは始めて聞く単位だからわからないが、放射能泉の基準値の数倍に相当する。成分は薄く放射能を除けば沢水に近い。-4-では食事をさらっと紹介します。


自在館・源泉概略データ:うえの湯:101ℓ/分(ラドン:42.6マッヘ)、したの湯:49ℓ/分(ラドン:50.9マッヘ)、35.4℃、pH 8.6、放射能泉、成分合計264mg/kg、たぬきの湯とうけづの湯:24ℓ/分、25.3℃、pH7.5-7.7、成分合計158mg/kg、内風呂:共用2カ所(男女切替)、貸切3。

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.13 2013 温泉 comment1 trackback0

comment

はたぼー
ずっと入っていたくなるようようなお湯ですね~♪
村ポチ☆

明日からおいらは毒沢温泉です^^
2013.09.14 21:51

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