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高湯温泉・吾妻屋の鮮度-1-


宿泊は3回目になる高湯温泉吾妻屋、いわゆるお気に入りです。理由は個人的な好みですが、露天風呂も内風呂もその鮮度がすばらしい。
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第61章 高湯温泉・吾妻屋の鮮度-1- 
English Information : Fukushima Takayu Onsen Azumaya

61.1 はじめに

 高湯温泉は以前紹介したが、再度レポートします。いろいろ発見がありました。
 さて、東北高速道路を福島西で降りて平地を走り、吾妻山方面に登って行き、30分以内で高湯温泉に到着する。新幹線なら福島まで1時間半だから東京圏から近い宿だ。にもかかわらず高湯温泉には温泉街がまったくなく、宿が点在する静かな環境だ。

 温泉がその昔、「観光地」だったころ、各地の温泉は顧客の要望を受けて「温泉歓楽街」に変容した。思い起こせば当時は、娯楽と言えば映画かボーリングか温泉みたいな時代で、会社でも皆で温泉に行ったものだ。静かに、というより、やや騒ぎに、行く感じだった。その頃も昔も、高湯は「一切の鳴り物を禁ず」という地区内取り決めを頑に守ってきた。今も静かな温泉地である。

 福島県は2011年の地震と原発のため、風評被害で客足が遠のいていた。少し回復の兆しが出ているが、まだまだ全快はしていないと思う。東北全体を応援したい。

61.2 吾妻スカイラインを通る
 
 実は、東北道ではなく猪苗代方面から行った。国道115号線を磐梯山を左手に見ながら磐梯吾妻スカイラインに入る。昔は有料道路(少し高め)だったが今は無料になり、丁度、ゲートも撤去されているところだった。九十九折りを登って行くと展望が開けてくる。眺望はいつもすばらしい。

・ 磐梯山と雲海 
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吾妻小富士と浄土平(標高1600m位)の間を抜けて高湯(750m)に降りた。

・ 左の白い建物が吾妻屋、中央奥が安達屋、右手が日帰りの「あったか湯」だ。
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・ 駐車場付近に見かけたのが、これは足湯?と思ったら、ここは足湯ではなく単なる池だった。しかし、温泉が掛け流しの池!高湯は源泉量が豊富なのだ。
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61.3 薬師堂

宿に入る前に薬師堂を散策する。

・ 吾妻屋と安達屋の間の駐車場の山側にある。薬師堂は温泉といつもセットだ。階段を登る。
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・ こぎれいなお堂だが、薬師堂そのもの歴史は相当古い。
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・ 裏手にはお墓がある。地域の名士の方のお墓もある。ここは命の連鎖の聖地であって、地域一体となっていることがわかる。
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・ ここ過ぎると黒い橋があり、源泉の近くになる。
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・ 源泉は雑然としているが、上流から源泉が流れていた。受け桝には湯の華が貯まっていたが、この辺りは近づいては危険なところだった。硫化水素が少しあるようだ。硫化水素自体は無色無臭のガスになり、空気より重いので、無風だと窪地等に貯まりやすい。万座温泉では死者が出たこともあった。気をつけましょう。(というのは後で目がしばしばして涙が出て来たからだ)
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あとで気がついたが、ガスの抜けた無数の穴がある。

61.4 吾妻屋


 吾妻屋さんは女将さんが素敵な方です。なんというか、笑顔で生まれた方、またはいつの間にか笑顔が顔になってしまった方です。いつもやさしく、館内のことを簡潔に教えて下さいますし、わかっていそうなことは「知ってますよね」と詳しい説明は省いてもらえます。何でも教えてくれますし。名物女将さんです。会えばわかります。

・ 宿は真っ白の外壁だが、前回より綺麗になっていた。最近塗り替えられたとのこと。日本人は白か黒が好きだ。
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・ 玄関は綺麗です。
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・ 提灯に落ち着く。実は震災前に2回来て今回は3回目になる。ワタクシ的にはかなり珍しく、それくらい気に入っている。
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・ ロビーは吹き抜けで開放的だ。
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・ かつて訪れた著名人の歴史が展示されている。極めつけは勝海舟だ。
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・ これは食事処の置物。恵比寿様はどこでも温泉のトレードマークで親戚に違いない。
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・ 建物はやや細長く部屋は斜面の上の方にある。というか、玄関が道路近くに降りて来たのだろう。部屋は角部屋の一番眺望の良い部屋だった。
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・ 部屋からは玄関方面と福島市方面が見渡せる。
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 下の写真は、吾妻屋さんから頂いた、スタンプ帳記念の手ぬぐいです。台形の左が吾妻屋、右が安達屋、中央奥の方が薬師堂です。昔からの湯治場だったのでしょう。
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61.5 日本秘湯を守る会

 前回、紹介したが、日本秘湯を守る会にはスタンプ帳があって10カ所宿泊するとその中の一カ所が無料招待になる。2冊目がここ吾妻屋である。吾妻屋はリーズナブルな宿(10650〜15900円)であって、高級旅館の類いではない。いや単に個人的な好みかもしれませんが、
行けばわかります、吾妻屋はいいです。と、宣伝したからではなく、今回は一番高い部屋(料理)に招待して頂いた。ここのところの無欲なセンスが吾妻屋さんのお人柄です。親戚のおばさまという感じなのだ。さて、宿に到着したら、もうそわそわ状態、-2-では大露天風呂(山翠)へ直行です。

章立てのメモ:今回は日本秘湯を守る会のスタンプ帳を利用して再訪した。再訪で「日帰り」の場合、当ブログでは「追加版として章も同じ番号」にしている。今回は「宿泊」なので「章を新たに追加」しました。

吾妻屋:源泉・湯花沢3番、酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)、pH2.8 、50℃、蒸発残留物1160 mg/kg、成分総計1643 mg/kg、内風呂男女各1、貸切家族風呂1、大露天風呂男女各1、小露天風呂男女各1、貸切1。

・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
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.14 2013 温泉 comment1 trackback0

comment

はたぼー
白濁の濃厚なお湯いいですね~♪
湯量もすごい!!

村ポチ☆
2013.10.14 17:44

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