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高湯温泉・ひげの家の開放-2-

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「仙気の湯」の内風呂と露天風呂はともに清潔そのものである。特に露天風呂は明るく開放的である。のびのびとした一日を過ごせる。

第11章 高湯温泉・ひげの家の開放 -2-

11.4 「仙気の湯」

「仙気の湯」は男湯と女湯の各々に内風呂と露天風呂がある。内風呂は同じ構造、大きさであり、湯温はほんの少しぬるめであるが、露天風呂はどこもほんの少し高め(あくまで私にとって)の42度である。男湯と女湯は午後7時(夜10時ではない)に入れ替わるので、夕食の前後でどちらも楽しめる。男女平等になっていて、実態はどちらが男湯でどちらが女湯ということはない。便宜上、夕食前の男湯をこの際男湯とする。

内湯
・ 男湯の内風呂:清潔感が溢れる。
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・ お湯が湯船の縁からまんべんなく溢れている。内湯にだけ洗い場がある。
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・ 女湯の内風呂:部屋が男湯の隣なので、湯船が逆向きになっている。構造は同じである。
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・ この床もきわめて清潔である。明るい色がお湯の青さと対になっている。
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11.5 「月見風呂」

 貸切風呂は「星見風呂」であったが、こちらは「月見風呂」である。名前が「月を見よ」と語っている。話は飛ぶが、北海道・定山渓温泉の「ふる川」には「自灯の湯」という風呂があった。ここもすばらしい。「自灯の湯」は落ち着いた暗闇で「自分を見る」ことを薦めているわけだが、「ひげの家」では開放的な露天風呂で「星と月空を見上げよ」、という趣向である。それだけ大自然の中にある。

・ 男湯の露天風呂:数名がゆったりと入れる大きさである。川の横にある。
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・ 逆方向から見る。
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・ 湯口:二段になっているのは、お湯を冷やしたいからだろうか。
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・ お湯がおしげもなく落ちてくる。
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・ 透明なお湯が美しい。
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・ 女湯の露天風呂に行く通路(手前でスリッパを脱ぐ):屋根は透明になっていてここから光が降り注ぐ。壁すべてが木製になっているのが心地よい。風呂はおしなべてかくあるべし。
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・ 川に向かって開放的な湯船がある。
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・ 逆方向から見る。
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・ 湯口は岩である。左の木製のといから岩に注がれ、これが湯船に流れ込む。岩に付着した湯の花が美しい。
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 濁り湯の度合いは空気に触れることで増す性質がある。つまり白濁の度合いが少し増しているときは湯温はほんの少し温くなっているようだ。
 ひととおり写真を紹介したが、お湯心地は「星見風呂」と同じくすばらしいことは言うまでもない。言葉より写真の方が説得力がある。

11.6 館内の風情

 順序は逆になったが、館内について紹介したい。

・ 入口正面にロビーがある(写真は夜のもの)。
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・ ガラス一面の向こうに山の緑が目に飛び込む。
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・ 椅子類は籐で出来ていて、アジアンテイストである。
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・ 長椅子がある。時々寝そべりたいものである。
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・ かわいらしい野草が至る所に生けてあり、館主の心遣いが伝わってくる。野草だからいい。
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・ ここにも生け花がある。「私はここよ」とささやいている。
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・出陣を待つ野草生け花
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・ ロビーの外はテラスになっている。通り過ぎる風がほおをなでる。正面の山々の緑が迫っている。紅葉の季節はすばらしいであろう。
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・ 夜明け:福島市方面からの黎明
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・ 別のところから:中央の透明屋根の建物がさきほどの女湯・露天風呂への通路である。
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・ 食事所:床から一面のガラス越しの緑は借景である。
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・ 別の食事所:こちらは椅子である。
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・ 置物:センスがよい高価なもの
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・ 重厚な家具
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11.7 ひげの湯の由来と源泉掛け流し宣言

「ひげの家」の由来は誰しも興味を持つだろう。

・ この方が創業者である。「ひげさん」と呼ばれていたそうである。それが由来とか。ひょうひょうと、しかし信念を持った方とお見受けした。
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・壁に掛けられている宣言書。2010年6月1日に宣言された。このほか「源泉掛け流しの宿」を結成したそうである。
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・夜にいただいた焼酎
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・飲み干したグラス:この青さに館主の意図を感じた。
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11.8 寄り道

 磐梯吾妻スカイラインをドライブした。天気に恵まれた。
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11.9 おわりに

 第四章で高湯温泉・吾妻屋を紹介した。高湯はこれで2回目になる。肩に力が入っている。高湯そのものが好きだからである。ただ、震災の後、なんとか客足を復活できないものかと感じたこともないわけではない。

 新しく開業する温泉宿には、今風のおしゃれな名前を冠することができる。昔からある「ひげの家」は一風変わった名前であるが、先達の遺産に敬意を払いそれを引き継ごうという意思を象徴している。館内をリニューアルしてアジアンテイストを盛り込み、露天風呂他をより快適かつ清潔なものに変えた。黒一色の普通の秘湯に対して、ここは逆に「白色」がイメージカラーである。これが一層さわやかを増している。

 平成16年に「源泉湯宿を守る会」が設立され、「ひげの家」が参画した。お湯の供給量は客一人当たりに毎分1リットルが目安とされている。これはうれしい基準である。「ひげの家」が次に見ている方向は、グローバルに見ても価値を理解してもらえる新しい温泉宿と思える。すべてが急速にグローバル化してゆく中で、日本の温泉や秘湯は、変わってはいけないことと、変わってゆくべきことがあるだろう。不易流行である。「ひげの家」はバリ島テイストを取り入れながら、次の時代の高湯温泉を追求している。


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