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奥鬼怒・日光澤温泉の源泉滲み出し-4- 


内湯は男女別の源泉だ。露天風呂(下)と同様、湯船の周辺が源泉だ。新鮮この上ない源泉掛け流しだ。
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第62章 奥鬼怒・日光澤温泉の源泉滲み出し-4-
Chapter 62 Section 4 : Tochigi prefecture okukine onsen nikkousawa onsen 
English another Information : Nikkousawa Onsen

62.5 内湯 (Indoor hotspring)

 名湯というのは必ず内湯に特長があり、すばらしいものだ。日光澤の内湯はコンパクトで宿泊者専用だ。宿泊者専用にしたのは大きい湯船ではないからだ。しかし、コンパクトさには理由がありそうだ。

・ お風呂への階段。なぜ下に降りているのかと言えば、下に風呂があるという単純な理由だが、なぜ下かと言えば、温泉は大抵、川の近くに湧き出ているから。
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・ まず女湯。日差しが差し込み、いい雰囲気だ。お湯はこころなし青く見える。実は熱い風呂です。そこで、左にある緑のホースで水を入れて自分の適温に調整する。したがって不満はない。男女入れ替わりの時に入湯したが、程よい温度にさせていただき、まったりとした。
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・ かすかに濁ってはいるが透明だ。透明さは時間によって変わるようだ、というのは源泉が高温なので、別の源泉(男湯)を混ぜることがある。湯量を多くする意味合いもあるようだ。小さな空間で2名様向けのスペースだ。少し硫黄臭がして温泉ッ!て感じだ。
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・ こちらは男湯、ご覧のように濁っていて、硫黄臭もする。女湯よりわずかに大きいようだ。定員3名かな。
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・ 明るいときはこんな感じだが、夜は、もちろん暗いので風情満点だ。湯船の右手に引き戸があり、外に出ることができる。外に出て、数歩前進すると露天風呂(下の湯)になる。サンダルをはいてゆく。
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・ お湯は少し濁っているが、湯の華が舞うという感じではない。粒が小さいようだ。源泉のパイプが3つある。たぶん、3カ所の源泉(滲み出しも含めて)が集められたのだろう。資源を無駄なく使う配慮だ。
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・ 風呂のはしっこに結晶物が固まっていた。昔の源泉の跡かな?
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・ さて、左の格子は排水口だ。綺麗な写真ではない。綺麗でないので最初は気にしなかったが、お気づきでしょうか?右半分の黒い所から源泉が滲み出していました。これにちょっとビックリ!日光澤温泉は、滲み出した源泉を集め、そこに湯船を作ったに違いない。
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 連れが館主に「湯船の底からお湯が少し出ていませんか?」と聞いたところ、「そうです。」とのこと。つまり、内湯は湯船周辺から少しづつ源泉が滲み出している。これは意外だった。そう思えば、露天風呂(下の湯)も複数のパイプから源泉を入れていた。これは、至る所から滲み出した源泉を集めたものだ。つまり、日光澤温泉は川沿いの滲み出し源泉の上に湯船を作ったことに気づいた。これは温泉フリークにとっては、この上ない贅沢だ。温泉の有り難さもジワッと滲み出してきました。

62.6 建物 (Spa building)

 私が秘湯を訪ねるときは大抵曇りか小雨の時が多い(ワタシの場合)。これはむしろ秘湯風情が高まっていいと思っている。今回は、滅多にない晴天だ。このため、これでいいのかという無性に明るい写真になってしまった。あまのじゃくのワタシはいつかは小雨の時に来たいと思う。この気持ちは皆さんとは逆かもしれない。

・ 早朝の日光澤温泉の全景。山道から見たもの。中央から左がいわゆる本館。右手の砂利のところが玄関、右手は湯治用の建物か。
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・ 青空がまぶしい。
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・ 中央の中庭(今風にいえばパティオだ)。四角い空を撮りました。
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・ 中庭は生け簀だ。ここに夕食用のイワナが飼育されている。中庭に飼育されているのは生け簀を守るためだろう。吹雪の影響も受けにくいし。
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・ 茶色の木像の壁が素敵です。
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・ 上から見下ろす。
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 さて、細かい話なので、次は興味のある方のみ。男湯の泉質(A)は含硫黄−ナトリウム−塩化物温泉(硫化水素型)、7.8ℓ/分、44.9℃、pH6.8 、蒸発残留物2099mg/kg、女湯の泉質(B)は含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)、2.6ℓ/分、71.4℃、pH6.5 、蒸発残留物1990mg/kg、ということで、微妙に違っている。たしかに、女湯は高温だった。ほんの1mくらいしか離れていない場所から異なった源泉が出ている。これは、本当に不思議なことだ。地下は別々の道になっている証拠だ。温泉は人間のように個性の塊だですね。-5-では食事と部屋を紹介します。


日光澤:男湯(内湯)(多分A): 含硫黄−ナトリウム−塩化物温泉(硫化水素型)、7.8ℓ/分、44.9℃、pH6.8 、蒸発残留物2099mg/kg、女湯(内湯)(多分B): 含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)、2.6ℓ/分、71.4℃、pH6.5 、蒸発残留物1990mg/kg、日光沢D,千枚岩混合泉(露天風呂上?): ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、39.2ℓ/分、42.9℃、pH7.2 、蒸発残留物1041mg/kg、日光沢C,E混合(露天風呂下?): 含硫黄−ナトリウム−塩化物温泉、10.9ℓ/分、40.4℃、pH7.1 、蒸発残留物2159mg/kg、内風呂男女各1、混浴露天風呂2。

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