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産山温泉・やまなみの予兆-2-

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「四季の湯」と内風呂に入る。とにかく「お湯」が新鮮で気持ちよい。また、近くの池山水源を訪ねる。新鮮な「水」が怒濤のように流れている。

第13章 産山温泉・やまなみの予兆 -2-

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13.6 四季の湯

 男湯と女湯が夜に入れ替わるので、女湯である「四季の湯」に行く。左手にある。夜(19−22時)しか入れないので写真は昼にも撮らせて頂いた。

・夜の露天風呂の入り口
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・「四季の風呂」入り口。
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・ 入り口から湯船を見る。切り石で造られた湯船が光輝いている。この風景、内牧温泉の「親和苑」と同じである。設計者が同じ人なのだろうか。
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・ 逆方向から見る。
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・ 太陽の光が湯船の底を照らしている。実新鮮なお湯がふんだんに注がれている。実に美しい。一人で入っていいものか迷ってしまうほどである。
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・ 手水、空の色の照り返しが美しい。
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・ 夜になると、灯りが照り返ってこれも美しい。
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・ お湯がどんどん溢れている。湯量が豊富なのである。
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好みとしては「四季の湯」のほうが開放的で「かぼちゃの湯」よりいいのだが、男性が入湯できる時間帯が夜のほんの19−22時だけであり、肝心の昼や早朝は入れない。つまり、女性に厚くしている。これでいいのだろうか、と言えば女性は「もちろん」と答える。

13.7 4つの内風呂

「やまなみ」は部屋数が11である。これに対して、露天風呂が二つあったが、この他に内湯の貸切風呂が3つと、露天風呂の横に家族風呂が一つある。いずれもこじんまりとしているが落ち着く湯である。入り口のドアをあけるといきなり、脱衣所と湯船がある。少しびっくりする人もいるようだが、私は頓着しない。

・つばき風呂:樽を使った円形の風呂、これも、内牧温泉「親和苑」、黒川温泉「山河」と同じである。はやっているのだろう。
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・やまぼうし風呂:石つくりの湯。
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・ こなら風呂:少し小さめ。
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これらの3つの内風呂は24時間入ることが出来る。夜に突然目がさめることがある。なぜなら、夕食後に満足して寝入ってしまうからである。そんなとき、ぐずぐずと寝床にいずに風呂に行く。夜中の風呂はさらに静かである。目がばっちり覚めるわりには、ふとんに寝転がっているといつの間にか寝入ってしまう。若いのか年を取ったのかわからないが、ぐーたら湯は至極満足である。

・田舎の湯:屋外の露天風呂の横に家族風呂がある(7−22時)。一旦屋外に出るので夜中は入れない。
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13.8 食事所と漬け物

 食事は共通の食事ところで頂く。
・磨き込まれている囲炉裏、ここで夕食を頂いた(朝食は別の和室であった)
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・有名な漬け物が約30種ほどあり、いろいろな野菜類などを楽しめる。夕食と朝食どちらも頂ける。ついつい食がすすんでしまう困った漬け物である。
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13.9 池山水源

 産山村の最大の見どころは「池山水源」である。阿蘇外輪山と久住山に囲まれた平地に、こつ然と大量の湧水が溢れる。火山岩は水を通しやすく、すぐに浸透してしまうが、火山岩のはずれには多くの湧水がある。その一つである。

・湧水の池。
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・池底に繁殖する藻。
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・落ち葉:空の色が映っている。
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・池から溢れる湧水:もちろん飲める水である。
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・流れ落ちる湧水:清らかで勢いがある。
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・石のステップ。
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・流れる水。
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・小川となる。
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・その先には石橋がある。
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・流れ落ちる落差がなければ、イギリスのコッツウォルズ地方と見間違う美しさである。かなり似ている。
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 実は水源はもう一つある。これは次の宿題に残しておきたい。

13.10 おわりに
 
 外輪山は内側は急峻に落ちているが、外側は緩やかなこう配で何キロメートルも続いている。日本の山は急な山並みが続くことが多いが、ここ産山村はどちらかと言えば久住山系の裾野にあたる平坦な山里である。「やまなみ」は実は平屋の宿である。階段がなく、中庭をつくるなど落ち着いた雰囲気を醸し出している。周囲は開放的だが、宿はしっぽり感があり、秘湯らしさがある。特段の観光資源がない中で、地下から温泉を掘った館主の心意気、そして、それにより、産業としての温泉を確立している。お湯はきわめて新鮮で、湯温もちょうと良く、アルカリ性の湯は肌に滑らかで、特に女性に評判が良いだろう。なかなか、ここまで恵まれた湯は少ない。

 民宿から秘湯の宿への転換は、かなり勇気の入る経営判断だったと思われるが、この宿は試行錯誤しつつ黒川温泉に負けず劣らずの雰囲気を創出している。温泉が自噴していなくとも、やればできる、村おこしにも貢献できる、そこに日本の温泉の今後の予兆を感じた。

 内牧温泉・親和苑と良く似ている理由がある。女将が姉妹だそうである。おそらく、遺伝子が似ているのか、宿の設計者が同じだったり、結果についてはいろいろあってもが、お互いがハイレベルの湯宿になったといえる。風呂に入っていて隣の人から聞いた話では、このほかに、親族関係の方々が2箇所の湯宿(名前は書かないが)を阿蘇界隈で経営しているそうである。いずれも人気のある特長ある湯宿であると聞いている。これらの湯宿は久住・阿蘇エリアだけでなく他の地域にも新しい風を吹き込むに違いない。

 最後にエピソードを一つ。早朝に宿の近くを散歩していたら、出会った方からきちんとした声で「おはようございます!」と声をかけられた。山里でごくたまに出会う現象だが、一瞬で「今日はいい一日になるな…」と思わせていただいた。感謝。温泉、水、人、すべてがとても気持ちのよい村である。


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.05 2011 温泉 comment0 trackback0

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