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松川温泉・松楓荘の地下湧出-1-

岩手山の北西の山麓に松川温泉がある。一軒宿の松楓荘をたずねた。玄関先にもお湯が流されている。源泉が豊富だ。
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第67章 松川温泉・松楓荘の地下湧出-1- 
Iwate prefecture, Matsukawa onsen Shoufusou -1-

67.1 はじめに (Introduction)

 岩手県では実は夏油温泉は行ったことがあるが、人が多くて写真は撮れず、その後、台風で川沿いの露天風呂が埋まったらしい。という訳で、このブログでは岩手県の温泉をまだ紹介していません。気になる温泉はいくつもあるが、今回は松川温泉。白濁硫黄臭の温泉が恋しくなったからです。

 宿泊したのは乳頭温泉卿の帰りで、2013年12月30日、つまり年の瀬でした。場所は岩手県八幡平の東方、岩手山の西北西の方向で、東八幡平温泉郷という。秋田県の乳頭温泉の山塊を北東に二山越えたところであるが、松川温泉に直行する道路はない。

 したがって、乳頭温泉から盛岡に戻り、東北高速道を北上する。途中、左手には秀麗な岩手山が見える。松尾八幡平ICで下車し、県道45号線経由となる。ここから約30分程度。最初に雪はなかったが、標高が上がるにつれて次第に雪が増し、温泉地帯では乳頭温泉と同じ風景になった。雪が多いのだ。近くには八幡平のスキー場が二カ所ある。

 松川温泉は松川地熱発電所の周囲に点在していて、この地熱発電所で出て来た地下水つまり温泉が供給されている。地下深くに入れたパイプから自噴するのだから、文字通り地下から生まれたての湯をそのまま頂くという贅沢だ。

 松川温泉には松楓荘、松川荘、峡風荘、アルペンローゼ(ペンション)の4つの宿がある。宿泊したのは松楓荘だけだが松川荘と渓雲荘は日帰りで報告します。「入湯手形」というのがあって、この3カ所は相互にもらい湯がタダ!でできる。


67.2 建物と館内 (Spa building)

 松楓荘に到着した。大きな看板があったのに、雪で道が見えにくく、横道にそれるところが(初めてだと)少し分かりにくかった。普通は大丈夫。

・宿は木造で奥に長く伸びている。玄関はご覧の通り簡素だ。雪が多いことがわかる。
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・ 表札が実に鄙びている。
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・ 玄関の左手にお湯の風呂みたいなものがある。お湯が相当豊富。温泉卵でも作るのだろう。
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・ お湯は透明でとても綺麗だ。瑠璃色というか熱帯の島の海の色に似ている。
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・ 宿の中の通路、簡素です。ここにはアイドルの猫ちゃんが散歩しています。時々歌も歌っています。
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・ 部屋に通して頂いた。和室。ところが一階のため、窓には雪よけの為の板が打ってあった。ので、眺望はない。まあ、雪山だからいい。小さなテレビがかわいらしい。穴蔵で冬眠生活だ(ワタシはテレビは見ない)。
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・ 二階に上がる階段、どう見ても小学校。
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・ 昔のスキーが展示してあった。長野の温泉と同じだ。皆さん「カンダハー」というのをご存知ですか?
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67.3 食事 (Dinner and breakfast)

・ 広い食堂には大木で作ったテーブルが沢山ある。
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・ こんな感じで皆さんといただきます。
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・ こちらは夕食です。
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・ 豚しゃぶ、などなど。
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・ 朝食です。軽くてこれもいいですね。お昼が楽しみだし。
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63.4 内湯(Indoor spa)

・ 内湯は湯気が立ちこめる中に濁り湯が佇んでいる。深さは少しある。露天風呂に比べておだやかな感じだ。明るい時はもっと綺麗だ。
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・ 静かにあふれる湯、濁り湯っていいですね。
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 実は松楓荘のウリは川の対岸にある岩の湯で、橋を渡って行く。これが今回のお目当てであった。ところが台風の水害(2013年9月)で橋が流され休止中であった。残念だ。宿の方に聞いた話ではこの水害で、本館1階も床上浸水したそうである。そのためかベニヤの宿といった感じですが、今は復旧して営業していただいている。

 温泉の宿命というか、川縁にある温泉は川の洪水の影響を深刻に受ける。自然の脅威の中で、自然の恵みである温泉を利用するという複雑な心境ではないだろうか。宿の方々のご尽力にあらためて感謝。-2-では露天風呂へ。


松楓荘:酸性単純硫黄泉(硫化水素型)、201ℓ/分、83.7℃、pH4.3、混浴露天風呂2、内湯男女各1。

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