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下仁田温泉・清流荘-2-

内風呂は静か、露天風呂は豪快である。冷たい源泉も我慢して楽しみ、暖かい湯船でまったり過ごす。
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第70章 下仁田温泉・清流荘と富岡製糸場-2-
Chapter 70 section1, Gunma prefecture, Shimonita onsen Seiryusou -2-
English information : Shimonita onsen Seiryuso
 
70.3内風呂 (Indoor spa)

 内風呂は本館に隣接する建物にある。一旦屋外に出て小さな階段を降りた右手にある。清流荘の源泉は1km程奥の山中にある。動力揚水で毎分10ℓなので、量は少なく、鉱泉なので温度も13.7℃である。これは宿命的なハンディだ。加温しなければならないし、循環も必要になる。しかし、10ℓの源泉量でも温泉宿を山中に造る程、日本人は温泉好きなのである。日本人の性(さが)とも言える。

・ 男性用の内風呂。すだれが降りているのは、外の川の対岸を小さな道路が走っているから目隠しだ。お湯は溢れていない。循環だから。黒く映っているが、お湯はもちろん透明。
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・ ランプと景色が映っているのがいい。
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・ 源泉の注ぎ口。少量が静かに注がれる。
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・ こちらは女性用、同じ形。
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・ 湯の注ぎ口だけ違っている。
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70.4 露天風呂 (Open-air spa)

・ 露天風呂は、離れのある小道を歩いて行く。と、大きな岩がある。最初はなんだかわからなかった。
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・ が、岩の入口だった(ドアはない)。しかも決行大きな岩だ。古代遺跡のような佇まいで豪快だ。「仙境の湯」という。
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・ 中は広々としていて、向こうは大自然だ。手前に脱衣所の土間があるがオープンである。
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・ 天井はすばらしい。大きな梁で、男性用と女性用をまたぐ大型の屋根だ。この下に湯船があるから半露天風呂である。純粋な露天風呂ではないが、ここまで開放的だと気持ちがいい。外廊下もそうだが、清流荘のコンセプトは屋外開放のようだ。
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・ 湯船は手前の茶色の小さな湯船が源泉を注いだもの、右の広い方は循環加温である。
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・ 温泉表示があって、含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉、約10ℓ/分、13.7℃と書いてある。右端の方に、注入温度19℃、浴槽温度40℃、入替頻度は7日に1回と正直に明示してあった。情報開示は、多少不利でもしっかりしている姿勢に好感が持てる。事実は直視した方が良い。その解釈は感じる人次第。
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・ 小さな源泉注入浴槽は、鉄分の茶色だ。触ってみると冷たいが13℃という低温ではない。冬期のためほんの少し加温されているようだ。温度は約23℃だった。これなら我慢すれば入れそうだ。ということで、震えながら入湯。
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・ 最初は寒かったが、次第に体が慣れて来た。13℃はゼッタイ我慢できないが23℃ならなんとかなる。源泉は二酸化炭素を含有するので、体に気泡が着くはずだが、この日の量は少なかった。ちなみに二酸化炭素は血管を広げる効果があって高血圧に効果ありと言われている。
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・ 大きな湯船に移動した。反対方向の右手を見ると岩の三角入口が見える。
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・ 源泉の注ぎ口。
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・ 温泉の成分が析出している。茶色は鉄分の色、黄色は硫黄の色で、成分が濃厚であることを物語っている。文字通り温泉だ。
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・ 源泉の注ぎ口。
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・ 湯船の内側には白い結晶が析出している。これは、ナトリウム、カルシウム系のものだろう。桜の花びらが一枚…。
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・ こちらは女性用の入口。
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・ 中は男性用と同じで、湯船も同じ構造だ。
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・ 湯面に映った風景と、落ちて来た桜の花びらが風情満点。

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70.5 まとめ (Closing remarks)

 さて、一旦、清流荘をまとめたい。温泉は自然の恵みなので、ハンディがあるのは仕方ないが、その中でも工夫して野趣溢れる雰囲気を出している。山奥の一軒家の秘湯感もいいし、外廊下の館内も好きだ、それに今回は花咲く季節でよかった。

 少しもったいない感じがしたのは料理と、従業員の方の数だ。最近、都内でもジビエ料理(野生動物料理)を出すレストランや居酒屋が少ないながら増えている。鹿も猪もワタシの好物である。鹿はステーキ風に、猪は冬に脂のついたところを炙って塩だけで食べるのが最上だ。たまに、親戚から猪をお裾分けして頂くが、素晴らしい野生味だ。猪の脂肪は鍋で煮詰めても固くならないし、健康にも悪くない。以前、伊豆半島の温泉宿で食べた獅鍋も素晴らしかったし、これらと比べるのは気の毒だが、出された獅鍋はレベルアップの余地があると思う。

 従業員の方はしっかりされていて、質問してもきちんと答えて頂けた。ただ、絶対数が少し足りないかもしれない。ロビーにはたまたまかもしれないが、旅館の人はいつもいない。くつろげる場所があればなおいい。工夫すればいかようにもレベルアップできる。清流荘は東京から近い秘湯という経営資源を生かせる。

 逆に、子供心のように嬉しかったのは、帰り際にお土産を買ったところ、宿から特別に季節の下仁田ネギを頂いたことだ。返ってから、3種類のレシピで賞味しました。マリネ、天ぷら、チーズ載せ焼き、いずれも甘く濃厚な味が口に広がる、さすが下仁田ネギの個性!ごちそうさまでした。
 
 -3では世界遺産候補「富岡製糸場」を訪ねます。これはすごい! その他の紀行としては-4-では小幡の城下町、妙義山も紹介していきます。


清流荘:含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉、約10ℓ/分、13.7℃、pH6.0、総成分量:不明、内湯男女各1、露天風呂男女各1(白玉の湯、秘境の湯)。

・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
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