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野沢温泉・住吉屋-1-

野沢温泉「村のホテル住吉屋」を訪ねた。「村の」湯治宿の情緒があり「ホテル」の機能性を合わせ持つ。なんと23時間滞在できる!
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第72章 野沢温泉・住吉屋-1-
Chapter 72 section1, Nagano prefecture, Nozawa onsen Sumiyoshiya -1-
English information : Nozawa onsen Sumiyoshiya

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 野沢温泉は信州を代表する温泉である。温泉街の一番奥には天然記念物「麻釜(おがま)の噴湯」がある。その前の絶好のロケーションに「村のホテル住吉屋」がある。創業は明治2年。特筆すべきことは沢山あるが、まずチェックインは12時、チェックアウトは11時、つまり23時間滞在可能なこと。22時間滞在という宿は仙仁温泉や船山温泉など今まで泊まったことはあったが、23時間の宿があるとは知らなかった。最長不倒時間まちがいない。これ以上長いと24時間、つまりシティホテルになってしまう。

 そこで気づいたのが、住吉屋のコンセプト。「村のホテル住吉屋」とは、「村の」とは湯治宿の情緒があり、「ホテル」とはホテルの機能性を合わせ持った宿をめざしてネーミングされたものという。そのコンセプト自体は今ではなんとも思わないが、当時としてはかなり斬新。

 入口ロビーの横には図書室のようなパブリックスペースがある。ここは風呂の入口の手前に位置する。つまり、風呂上がりにくつろいでくださいね、という思想だ。

 住吉屋はちょっと変わった宿であるが、なにか人気の宿であるという。それはなにか?に興味を持った。

 
72.1 宿と館内 (Spa building and indoor)

 長野自動車道の豊田飯山インターで降りて、約30分ほどで野沢温泉に到着する。温泉街の奥にあるが、初めての人は間違えやすいと聞いていたが、やはり間違えました。ポイントは時々遭遇するY分岐路を「麻釜をめざして」行くべきでした。野沢温泉は、外湯が有名である。その話は少し先にしましょう。温泉街そのものが狭隘なので、住吉屋もきっちりとコンパクトに建てられている。

・ 少し離れてみるとなにか集合住宅のようにも見える。駐車場の右(写真の右端)に何か柵が見える、これが自噴する源泉。安全の為に、木の葉が入るのを防ぐ為に覆いの屋根がかかっている。
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・ マンション風の建物が、何か不思議。
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・ 夕刻の灯りは本当に心が安らぐ。
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・ まずは、宿に入りましょう。赤い絨毯が鮮烈。
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・ 右手にパブリックスペース。奇をてらわず落ち着いた和風空間。
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・ 火鉢の近くでお茶を飲める。
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・ 一角には書棚、軽い本を一冊、部屋に借用。
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・ 宿の中央付近にはインターネットに接続したパソコンがある。
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・ 部屋は三階、階段を登る。
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・ 照明も何か普通に鎮座している。
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・ 二人づつ4人で宿泊。部屋は二つ。どちらも広くて快適だ。
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・ 部屋には源泉を入れたとっくりが一つ。味は硫黄臭が濃厚、その訳は温度が常温だから。風呂の湯自体は、匂いは微薄だった。(つまり、本当は硫黄がふくまれていますよ)
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・ 部屋から裏庭を見下ろす。右下の「むしろ」のあたりが源泉。
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・ 気温の低い朝、もうもうと湯煙が立ち上る。
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・ これは、源泉の温度が約90℃と高いので、上から空気中に落下させて冷やす為。つまり、加水しなくて冷却し、源泉掛け流しにする工夫。
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・ ワタシ、模様が好きなんです。
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・最後は棟方志功。
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 宿で対応して頂いたのは、二人の女性でした。しかも感じのいい方。少し狭い駐車場に車を誘導した後、部屋へ案内して頂き、丁寧かつ分かりやすく説明され、そして、ご挨拶もされました。

 この初対面で、この宿はおもてなしがきっちりしていることに得心しました。なんというか、女性のこまやかな神経ですべてがいきとどいている感じだ。ふと鹿教湯温泉の三水館を思い出す。

 宿はそれほど大きくはないが13室ある。ワタシにしては少し大きめの宿。ホームページにはすべての部屋の間取りと写真が丁寧に載っていた。それで好きな部屋を選べる。狭くて8畳、広くて12畳程、お値段は2万円前後である。-2-で紹介する料理、ロケーションも含めてリーズナブルである。ホームページの紹介もなんとなく、行き届いた神経とセンスを感じる。-2-では料理を紹介

 
野沢温泉・住吉屋:含硫黄—ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉(弱アルカリ性、低張性高温泉)、敷地内二カ所に源泉、90.8℃、約40ℓ/分(自然湧出)、90℃、pH8.9、成分総計1035mg/kg、内湯男女各2、露天風呂男女各2。

・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・ 文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

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