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奈良田温泉・白根館-6-

身延山と七面山を結ぶ山の街道沿いに赤沢宿がある。訪れる人はまばらだが、昔の宿場町をしのぶ日本の佇まいが美しい。
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第76章 奈良田温泉・白根館-6-
Chapter 76 section 6, Yamanashi prefecture, Narada onsen, Shiranekan -6-
English information:Shiranekan

76.9 赤沢宿 (Akasawa old village)



 県道37号線の角瀬トンネル付近から南に外れると「赤沢宿」がある。赤沢宿はそれほど有名な訳ではないが、古くは見延山(1153m)と七面山(1982m)の中間に位置する宿場町であった。見延山久遠寺と霊山・七面山を結ぶ参詣道の宿場として栄え、その最盛期は明治から昭和戦前までで、一日に数千人もの人が行き交ったとされている。

 その佇まいが今も残っている。○○宿という宿場町は、例えば福島県の大内宿、岐阜県の妻籠宿や馬籠宿などには行ったことがある。古い宿場町は日本の遺産であると思う。赤沢宿は七面山を望む斜面の街道沿いに宿が連なる。

 今は、宿として営業しているのは江戸屋、それに茶店の清水屋、蕎麦処の武蔵屋、あとは昔の石畳や宿が残っているだけで、いわゆる観光地風情の土産物屋は一切ない。という静かな風景が素敵だ。駐車場も限られ訪れる人は多くはないが、鄙びたものが好きな方には是非ともお勧めしたい。

・赤沢宿の全景写真:下の区画の中央が清水屋、左の道路脇が江戸屋である。蕎麦の武蔵野は中央の樹林の中。
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・ こちらは模式図
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・ 下の区画の集落、左の斜面が七面山の裾野。七面山は2000m近いので山頂は雲で見えない。登るには覚悟が必要だ。
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・ 道路から見た清水屋、今は一階が茶店になっている。中央に見える二階の部屋がとても爽やかに見える。後であそこに行きます。
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・ 一階の休憩所、ここで氷を頂く。
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・ 二階に上がる階段。
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・ 二階でもいいですよ、と案内されて先ほどの部屋に昇った。いや、素晴らしい眺め、風が通り抜けて、ものすごく心地よい。
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・ 前方が江戸屋。
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・ 欄干も凝っている。
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・ 南側に古い大きな家が見える。(大阪屋旅館)
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・ こちらは、先ほどの江戸屋。
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・ 中は大広間になっていて、襖で仕切られる、昔ながらの宿。
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・ 奥まったスペースでここには今でも宿泊することができる。
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・ このかたわらに、素晴らしい生け花を発見。菖蒲(またはアヤメ)だろうか。壷と背景の障子、凛とした茎と葉、高貴な紫色の花、これは芸術です。この宿の大女将が生けたそうです。やはり、日本ってすごい!
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・ こちらはダリヤ。西洋風ですね。
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・ 組子障子。
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・ 集落を散策すると、看板が適切・簡素に説明している。
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・ 七面山を眼前に見る。旅人は明日昇るこの霊山を見ていた。
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・ 街なみ。
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・ 集落の中央を貫く石畳の道。
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・ 所々に水場がある。斜面の集落というのは必ず水が流れている。(谷川の水を引いている)
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・ 妙福寺 
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・ 最後は蕎麦屋の武蔵屋
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・ 蕎麦はかなりうまい。
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・ 天ぷら付きを頼んだら、おまけでタケノコやこんにゃく等、地の物がいろいろ出て来た。昔ながらの山里料理だ。
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 赤沢宿は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、こんな山里の宿場町が日本にはまだ残っている。いつかはブレークすると思う。

 今回、身延山には行かなかったが、こちらは巨大な山門や五重のもある塔メジャーな観光地だ。一度は行かねばならない。


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.08 2014 温泉 comment0 trackback0

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