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湯岐温泉・山形屋-2-

離れにある岩風呂が有名だ。もともと源泉が吹き出していた巨岩に沿って風呂を造った構造、底から約39℃のお湯が静かに湧いてくる。
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第75章 湯岐温泉・山形屋-2-
Chapter 75 section 2, Fukushima prefecture, Yujimata onsen, Yamagataya -2-
English information:Yujimata onsen Yamagataya

75.2 岩風呂 (Indoor hot spring bath)

 早速、岩風呂に向かう。山形屋の庭に離れ風に岩風呂の建物がある。ここは日帰り(500円)もやってるし、地元の方も来るらしい。入口右には日帰り客用のトイレもある。

・ ログハウス風の湯宿。
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・ 湯船は二つある。
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 まず、印象的なのは、巨岩が湯船の半分を占めていること。斜めの花崗岩の巨岩が堂々としている。そして、不思議なのは、上の方の小さな湯船(お一人様)と、下の大きめの湯船(4-5名以内)があること。上の方は上がり湯となっている。なぜ落差があるのか?

・ それは上の湯船の岩からお湯が出ているから(吹き出し口の場所は分からない)。高温のお湯なら岩肌に沿って落とせばいいが、温めだからそうはいかず、ここに湯船を造ったはず。左手から下の湯船にそれなりの量が溢れている。
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・ 下の湯船の中央にはへこみが見える。水深は約1m。岩のところどころに縦の溝が掘ってある。これは、その昔、仕切りの板を入れていたから。個別の浴槽を造っていたのだが、なぜかは分からない。
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・ 張り紙があって注意するように書いてある。深いのはここからお湯が出ているから。
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・ この写真なら深いのがわかる。左手に手摺があるのは、ここに頭を載せるから。丁度、岩が斜めになっていて背もたれ用にもってこい、そこで、頭を置く場所を造ったのだろう。至極ここちよい。
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・ 湯の湧き出し口は二カ所あって、あぶくがぷくぷくと昇ってくる。なかなかだ。
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・ 湯温は約39℃、蒸発残留物もわずか157mg/kgしかない、つまりさらさらだ。pHは9.6のアルカリ性。これはいい。湯岐温泉は中風、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、リュウマチに効能があるようだ。
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・ 底の方にパイプが出ている。手を近づけると、少し熱め(約40℃)の湯が吹き出している。これは後で追加したもの。どうも、湯量が減ったため,ボーリングした湯を足している。
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・ なぜか、和室にあるような書がかざってある。個性的なインテリアではある。
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・ お湯の出口、結構な量が溢れ出ている。
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 はたと気づいたのが小さな丸いタイル、薄い黄色っぽい色。これは、あの野沢温泉・住吉屋のタイルの色違い、とすれば、湯船の底の青色に合わせて青色であれば良かったのかもしれない。いわゆる余計なお世話ですネ。

 岩風呂の特長は岩から滲み出す適温のアルカリ性源泉、湯温は約39℃だから長湯が出来る。岩の斜面に横たわっていると時間を忘れる。ここで出会ったのは、関東県から見えた個人の湯治客の方。数日間、湯治されるということ。

 それから、ここは混浴です。女性タイムは夜9−10時です。タオル巻きはOKなので、入ってしまえば問題なし、残る問題は脱衣所が共通のこと、いずれは改善されるでしょう。夏は温めのお湯にじっくり浸る、これはシアワセです。

 さて、大きな謎がある。背後に大きな山もない、緩やかな丘陵山塊の斜面の岩からなぜ適温の湯があふれているのだろうか?花崗岩だから少なくとも硫黄系ではないわけで、地下からの圧力で適温の湯が湧き出ている。花崗岩の場合、地下深くの微量の放射性物質の崩壊熱で少し暖まっているのかもしれないなどと余計な想像。温泉というのは不思議だ。地球は大抵、地表圏、大気圏に分けて説明されるが、地下圏は未知の分野だ。いつか温泉メカニズムがわかったらいいな。さて、-3-は猛暑の中の滝めぐり


湯岐温泉・山形屋:単純泉 (弱アルカリ性)、38.7℃、自然湧出+ポンプ揚水、pH9.6、蒸発残留物157mg/kg、成分総計175mg/kg、内湯男女各1、露天風呂男女混浴1。
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