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旭岳温泉・勇駒荘 -3-

今回は「ユコマンの湯」。この内風呂では異なる源泉の4つの源泉掛け流しを楽しめる。これは特筆すべき、もしや日本で一番ではないか。

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第79章 旭岳温泉・勇駒荘 -3-
Chapter 79 section 3, Hokkaido, Asahidake onsen, Yukomansou -3-
English information: Yukomansou

79.6 ユコマンの湯 (Hot springs)

 「ユコマン」とは勇駒のこと。もともとこの地域が勇駒別温泉と呼ばれていた。ユコマンの湯はシコロの湯と同じテイストの湯殿である。両者は男女入替なので、両方楽しめる。

 泉質は文末にあるのが正式のものだが、昔の略称で言えば、硫酸塩泉・正苦味泉(マグネシウム系)、石膏泉(カルシウム系)、炭酸水素塩泉(アルカリ金属系)、緑ばん泉(鉄系)らしい(次の写真)。温泉の発見(日本人による)は1914年というから丁度100年前になる、つまり、新しい。この源泉のあたりの上に湯殿を造った。

・ 源泉の説明、発見は最近だが、泉質の種類がすごい。
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・ 湯船は5カ所ある。こんな特長はおそらく日本一。温度は温めなので、ついつい長湯すると、時間はいくらあっても足りない。
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・ 湯殿に足を踏み入れると、正面に寝湯が現れる。二つの湯船があり、微妙に温度が違う。
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・ 苦みばしった湯船。
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・ 源泉注ぎ口も歴史を感じる。
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・ 析出物はどこもびっしり。
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・ 右手に曲がると洗い場となっている。3段程の階段を降りて次の湯殿に続く。(たぶん源泉の位置に応じて高さを変えたのだろう、この宿はとにかく源泉第一主義!)
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・ 左手がぬる湯、中央が目薬の湯。目薬と言っているのは木枠がシコロの木だからか??温度はどちらも40℃未満。
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・ 右手奥には、左が元湯、右奥(ほとんど見えないが)が炭酸水素塩泉。
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・ 一番左のぬる湯、木枠が新しい色だが、それでも相当年季が入っている。
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・ 温めとはいえ爽やかな透明なお湯が流れ出る。
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・ 木枠がたまりません。時間を凝縮した逸物です。
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・ こちらは絶えることのない源泉注ぎ口。
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・ 右手に巨岩が鎮座している。一瞬、何かのモニュメントかと勘違いするが、モニュメントではなく、自然そのもの岩。源泉の周囲に湯宿を造った証拠物件ですな。
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・ すでに、長い間、苔むしたまま。
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・ 真下の目薬の湯はシコロの木枠が、(多分)創設された時代のまま、つまり100年前か。
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・ 左手に小岩がごろごろ。この下が源泉らしい。
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・ というのは、中央の小さな丸いパイプ口、ここから源泉が出ている。
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・ お湯がじわじわと床を流れる。
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・ こちらは元湯。硫酸塩泉(だと思う)特有の、青みがかった透明な色、いや、お久しぶりです。
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・ お湯が溢れ、木枠もシブイ。
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・ 源泉がどんどん注がれる。いや、これも贅沢、かつ、うらやましいです。
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・ ここも時間が凝縮。
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・ 手前が炭酸水素塩の湯船。
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・ 元湯というのは勇駒荘の元祖の湯という説明。
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 ユコマンの湯はシコロの湯より少し大きめで贅沢、初日は女性用で、夜から男性用に変わる。女性の方が優先されているという感じだが、ワタクシから見れば深夜も早朝も入れるからこのほうが嬉しい。

 両方の内湯は、とにかく、時間凝縮というイメージがぴったりだ。たった100年なのに、それ以上の時間と歴史を感じるのは、木枠の力です。おそらく、百年以上の大木から造られた木の湯船、これが、悠久の時間を感じさせます。と同時に、源泉が、ありのまま、素直、気取らずに、お出ましになっている。時には静かに、時にはドバドバと。いや、これは感動です。

 温泉フリーク(愛好家)というのは、次第にはまって行くたちですね。北海道に来て、こんな源泉に巡り会えてシアワセです。今回も恐れ入りました!-4-では神々の湯へ。


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旭岳温泉・湧駒荘:(1)23号孔元湯:マグネシウム・カルシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 (中性低張性高温泉)、44.6℃、110ℓ/分、pH6.4、蒸発残留物1889mg/kg、成分総計2113mg/kg、(2) 2号孔:マグネシウム・カルシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 (中性低張性高温泉)、51.5℃、10ℓ/分、pH6.4、蒸発残留物2120mg/kg、成分総計2493mg/kg、(3) 1号孔:マグネシウム・カルシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 (中性低張性高温泉)、44.0℃、45ℓ/分、pH6.5、蒸発残留物2025mg/kg、成分総計2398mg/kg、(4) 24号孔:マグネシウム・カルシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 (中性低張性高温泉)、40.4℃、34ℓ/分、pH6.6、蒸発残留物1727mg/kg、成分総計24004mg/kg、(5) 22号孔:マグネシウム・カルシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 (中性低張性高温泉)、44.6℃、60ℓ/分、pH6.2、蒸発残留物2089mg/kg、成分総計2412mg/kg、男女入替内湯13、露天風呂男女各1。
・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
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