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箱根・強羅花壇-5-

食事は部屋食、仲居さんがその都度、暖かいものをサーブしていただける。上品で洗練された味に手抜きはない。

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第82章 箱根・強羅花壇-5-
Chapter 82 section 5 kanagawa prefecture, Hakone Gourakadan -5-
English information: Gorakadan

82.8 グルメ食事 (Delicious dinner and breakfast)

 高級ゴージャスな宿だから、当然食事には興味津々になります。予想に違わず、繊細で優美な味の連続です。残念ながら、写真では味は味わえない悲しさ。

・ 順番は逆で八寸は秋の佇まい。
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・ 左:先付けは見ての通り、ウニが威張っている。が、中にはアワビが潜伏していた。右:白味噌仕立てのぎんなん豆腐に野菜。
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・ お造りはこの通り。さて、皆さんクイズです。
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 何が変わっていますか?わかりませんよね。マグロの赤身です。高級な宿では中とろか大トロが定番、なぜあえて赤身?? 答えは旨いから、という平凡さ。昔は赤身のほうが価値が高く、トロは脂っぽくて捨てられていた。

 日本人は赤身の奥深い旨さに惚れていたのであって、西洋風の脂っぽいステーキのようなものは敬遠されていた。マグロの本当の深みのある旨さは赤身、それを、料理長はしっかり認識している、のではないだろうか?少し恐るべし。

・ 左:そろそろいいですよね、日本料理にはお酒、というか、料理を旨くするための日本酒は欠かせない。右:焼き物は鰆の西京漬け。
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・ 左:特別サービスのお赤飯の金箔まぶし。右: 焚き合わせは海老とホタテ。
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・ 進肴は和牛ロースの豆乳鍋。肉は少しだけ火を通してある。これが心憎い。赤い肉をあえて後半でいただくのは少々無粋というもの、それを鑑みて火を通してあるのではないでしょうか。
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・ ご飯は蟹と白舞茸ごはん。そして デザートです。
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 静かに夕食の幕が閉じられました。和服の仲居さんが、うやうやしくも一品づつをタイミングよく丁寧にサーブしていただいた。時々、講釈つきで、これまた結構楽しい。

 料理は味はもちろんだが、熱いものは熱く、タイミングが重要。この規模の旅館でこれを塩梅良く采配するのがプロの技。強羅花壇に手抜きはない。

・ 朝食の始まりです。豪華だけれどお腹に優しい感じの朝食。
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・ 普通の卵焼きに見えますが、味はかなり。
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・ 左:いきなり、うやうやしく、見たこともない木箱が登場した。しかもかなり年季が入っている。What??
・ 右:それは、 海苔でした。海苔だけのためになぜ木箱?じつは、中には小さくて暖かい炭が入っています。その上に、和紙に敷いた海苔が乗せられている。
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 つまり、海苔は炭でほのかに温められ香りを放っていた。ご存知のように、海苔は炙ることで香りが引き立つ。ので、その香りを楽しんでね、という趣向。この箱を焙炉(ほいろ)という。有明海苔をあぶると一層香るそうだ。

・ ご飯もお味噌汁もなかなか。
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 このクラスの高級宿になると、料理はまず素材が厳選され、手抜きはない。質も量も上品。さすが、というほかない。

 もう一つ、和服の仲居さんにお聞きしたところ、ここは海外の方が多いらしい。確かに海外セレブ御用達とも言える。お金というものがいかようにも自由になる方々は、こんな高価な宿を普通に選ぶでしょう。

 都会なら高級ホテル、そこではゴージャスな部屋と高価な家具に囲まれ、都会の夜景と洗練されたフランス料理などを楽しむということになるだろう。都会にいる目的はビジネスだから。しかし、強羅花壇はリゾート箱根にある。ここで、一流ホテルのおもてなしとプライバシーの確保されたステイを楽しむ。

 大富豪は強羅花壇で癒されても(ここはスパが有名です)いいし、しかし、乳頭温泉・鶴の湯に行っても感動するでしょう。

 強羅花壇を総括しましょう。ここは(あえて言えば)都会の秘湯、一軒宿でもなく鄙びてもいない、むしろ洗練された和モダン温泉リゾート。しかし、宿の中にあっても空間的にはプライバシーが確保されている。こんな空間でたまには非日常を味わうのもよし。-6-では大涌谷、ススキ草原、箱根彫刻の森、POLA美術館を訪ねます。


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強羅花壇:単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、48.8℃、pH8.4、成分総計883 mg/kg、内湯2、露天風呂2、貸切露天風呂1。

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