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白骨温泉・泡の湯旅館

冬の白骨温泉泡の湯は雪の白と温泉の青白色のコントラストが幻想的。そしてぬるめで透明湯の内湯が聞きしにまさるハイレベル。
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番外編(-24-) 長野県・白骨温泉・泡の湯旅館
Nagano prefecture, Shirahone onsen Awanoyu ryokan


 白骨温泉・泡の湯は温泉フリークなら誰でも知っている。以前、小梨の湯・笹屋に宿泊した時には、通り道なので玄関までは行ったが入湯はしなかった。有名で規模の大きな部類に入る旅館なので腰が引けていたので。

 冬の露天風呂が恋しいなと思い、今回の旅をスタートした。訪れたのは2月上旬。今年は決心してスタッドレスタイヤにした、ので、雪山に行くことにした。いや、逆で雪山の秘湯を生きている内に存分に尋ねるためにタイヤに買った次第。

・ 玄関の道。周りの雪はとても多い。雪道(特に下り坂)はスタッドレスでもスリップしかねないので、とにかくスピードを出さないようにする。
IMG_0158_convert_20150214194113.jpg

・ 左の建物は古くて感じがいい。右は鉄筋コンクリート。
DSC01756_convert_20150214194136.jpg

・ 左が内湯の湯殿、右は宿泊棟。
DSC01755_convert_20150214194158.jpg


 館内に入ると写真撮影禁止になっている。当然です、女性客やカップルが多いから。それに平日にもかかわらず結構、人も多い。やむなく、玄関から混浴露天風呂の絶景を見下ろすことに。

・ 降り積もった大量の雪と大きな露天風呂、白と青のコントラストがとにかく幻想的。十人以上のお客が楽しんでいらっしゃる。地上にある冬の天国です。
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・ 注がれる湯口は三本、右に大きな二本、左に小さめの一本。ばしゃばしゃと落ちている。皆さんまったりとして動かない。
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 中の写真はありませんが、ここに入湯してわかったことは、とにかくカップルが多いこと、結構なことです。青白色の湯なので女性客にはハードルが低い。少しドキドキしながら彼との入湯‥、見つめ合い寄り添う二人‥、見ていて赤面、そっとしてあげましょうね。にしても、そんなにくっつかないでほしいな‥。

 お湯の色は白骨温泉特有のきれいな青白色、これがたまりません。お湯の深さはおへそくらいでほんの少し深め、そこで、みなさんしゃがみ腰で静々と移動される(ワタクシも)。底はぬるぬるで滑りやすいし、デッドスペースには(少し気持ちの悪い)泥がへばっている。

 気になる人は多いでしょうが、気になっても仕方ない。それが自然だから。底は忘れてお湯を楽しむことしきり。湯温は37-40度だから、一番好きな温度域。冬でも丁度いい。

・ 露天風呂への源泉供給図。三本のトイから落下する源泉自体が暑くはないから、源泉を熱交換して加温している様子が描かれている。池のような大きさだから大変だろう。
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・ 全体図はこちら、プロが書いたと一目でわかるイラストはとてもわかりやすい。下の説明もすばらしい。これまで見た中でダントツ一番です。この宿、最善の努力をしている、その姿勢が出ていますね。でも、ワタクシが自分だけのことを考えると人が100分の1だったらいいんですが‥人気があるから仕方がない。ここ泡の湯は多くの人に秘湯を楽しんでいただくという貢献をされている。
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 上の左に書かれている内湯が素晴らしかった。40度の白濁硫黄泉と、37度の透明単純泉ではなくてイラストにある通り同じ源泉でした(ご指摘ありがとうございます)。前者は露天と同じだから省略するが、屋内だから少し綺麗な感じ。

 一方、後者は素晴らしい(写真はありませんよ)。ぬるめの湯がどんどん注入されていて溢れている。いくらでも浸れる温度、そして、木造の湯殿の佇まいが秘湯満点。皆さんも感想を紹介されていますが、かなりの高得点です。
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 さて、次回、紹介するのは奥穂高温泉・野の花山荘。モダン感覚の「山岳リゾート秘湯」です。冬の錫杖岳にお目に書かれて感動ひとしおでした。(2014年2月23日公開予定)
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白骨温泉・泡の湯:含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)、1730ℓ/分、37〜40℃、pH:6.3〜6.5、蒸発残留物:751〜754mg/㎏
(最初のタイトル「秘湯感動紀行」の文字の色は泡の湯を参考にしています)

・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
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.20 2015 未分類 comment2 trackback0

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2015.08.15 13:57
通りすがり
すばやい対応に感動です。
今後も更新楽しみにしています。
2015.08.16 06:44

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