2017 10 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2017 12

船山温泉の22時間滞在-1-



船山温泉は知る人ぞ知る人気の「和風プライベートリゾート」である。自分の時間を自由にくつろぎたいゲストに高い満足感を与えている。

第25章 船山温泉の22時間滞在-1-
English Information : FUNAYAMA ONSEN
2012.2.11-12

25.1 はじめに

 普通の温泉旅館は○○温泉○○館というのが普通であるが、ここ船山温泉は宿の名前そのものが「船山温泉」である。日本秘湯を守る会の会員ではないが、山奥の一軒宿なのでそれで良い。繁華街から遠く、秘湯の雰囲気があり、歴史は120年程だと聞いた。

 何にも増して、日常と離れて温泉三昧を楽しみ、自分を開放しリフレッシュさせるという「秘湯」の本質を堪能できる宿である。それが人気の秘密だろう。

 東海道/東名高速あるいは中央道から国道52号線をしばらく走り、南部トンネル付近から西の山間に分け入る。船山川沿いの道は次第に細くなって山も迫り、気分が盛り上がる。奥まったところで目の前の左に突然、一軒宿が姿を現す。

 外観の色が白であるので、旅館ではなくホテルのようにも見える。温泉というより、しとやかなリゾートという感じがする。ここにも秘密が隠されている。その全体像を明らかにしてゆく。

25.2 宿の周囲

・左の船山川を渡ると竹林の奥が船山温泉である。
DSCN2780_convert_20120219142056.jpg

・ 川は所々が砂防ダムになっている。
DSCN2786_convert_20120219142205.jpg

・ 水は透明である。
DSCN2784_convert_20120219142229.jpg

・ 宿の玄関先
DSCN2774_convert_20120219142420.jpg

・ 裏山に散歩道がある。そこを登ると宿を見下ろすことができる。
DSCN2761_convert_20120219142252.jpg

・ 2月の山はまだ芽吹いていない。
DSCN2760_convert_20120219142313.jpg

・ 駐車場の右手には小さな流れが作られている。
DSCN2767_convert_20120219142336.jpg

・ ここにはワサビが栽培されている。
DSCN2758_convert_20120219142357.jpg

・ 宿に戻る。前面が池になっている。
DSCN2775_convert_20120219142443.jpg

・ 夜はまた風情がある。
DSCN2937_convert_20120219142506.jpg

25.3 玄関からロビーへ

・ 玄関に立派な看板とディスプレィがある。
DSCN2768_convert_20120219144350.jpg

・ 木とツタをあしらったディスプレィ。
DSCN2771_convert_20120219144413.jpg
DSCN2772_convert_20120219144512.jpg

DSCN2792_convert_20120219144441.jpg

・ 正面から見ると重厚な木製の自動扉がある。
DSCN2841_convert_20120219144538.jpg

・ ここを開けるともう一つの自動扉があり、二重になっている。
DSCN2791_convert_20120219142727.jpg

・ そこをあけると、ロビーと廊下が見渡せる。
DSCN2790_convert_20120219142753.jpg

・ 上がり口から畳が続く。
DSCN2894_convert_20120219142818.jpg

・ この宿は畳で統一されていている。
DSCN2795_convert_20120219142847.jpg

 畳なのでスリッパはない。スリッパは人によって好きずきである。人の履いたスリッパはどうも、あるいはペタペタと音がするのでスリッパでないほうがよいと思う人は増えているようだ。

 自宅を考えれば当然だ。畳なら裸足(夏以外は靴下)であるから、それは自宅の延長でくつろぎなさい、というのが館の方針と受け止めた。

 それに、スリッパの清掃や管理をするくらいなら、どうせ毎日しっかりと清掃している畳(や床)があればいいという、合理的考えが背景にあるのかもしれない。私は賛成だ。

25.4 ロビーから館内へ

・ ロビーには重厚な椅子が用意されている。くつろげる。チェックインが13時、チェックアウトが11時である。つまり、これから22時間が自由になる。
DSCN2793_convert_20120219142910.jpg
DSCN2798_convert_20120219142932.jpg

・ 受付はこんな具合。必要な場所だけがすだれが上がっている。すだれのあるところに人が電話受けや事務をやっているが、そのスタッフや目線を気にさせない配慮だろう。
DSCN2800_convert_20120219142953.jpg

・ 幅広の通路の窓際には籐製の椅子があってここでもくつろげるようになっている。窓からは内庭の池が見える。
DSCN2802_convert_20120219143019.jpg

・ 机に敷かれたカバー。
DSCN2804_convert_20120219143107.jpg

・ 壁にかかっていた生け花。
DSCN2806_convert_20120219143136.jpg

・ さりげなく季節のディスプレィがある。
DSCN2833_convert_20120219143207.jpg
DSCN2834_convert_20120219143235.jpg

DSCN2836_convert_20120225172837.jpg

・ 2回の通路、ここも当然、畳である。
DSCN2898_convert_20120219143331.jpg

・ 1階と2階にはコーヒーも含めて飲み物が自由になっている。好きなものを好きな時に選べる。コーヒーはポット式ではなく、個別ドリップ式である。これも好きずきだろうが、淹れたてを気の向いた時に飲めるという点はウェルカムである。
DSCN3028_convert_20120219143354.jpg

・ 部屋は一番小さな部屋にした。壁はこんなふうになっていて、クローゼットやグラス類も納められている。床の間はないので、旅館テイストではない。
DSCN3010_convert_20120219143419.jpg

・ 中央の扉を開けるとテレビがある。開けなければテレビはないことになる。
DSCN3012_convert_20120219143445.jpg

・ 窓際に、電動マッサージチェアがある。無料である。
DSCN3009_convert_20120219151055.jpg

 さて、この部屋のコンセプトはなにかというと、床の間がないから和風ホテルのように見える。しかし、電動マッサージチェアはことのほか重宝する。よく経験することだが、共同風呂の片隅や入り口に有料の電動椅子がある旅館やホテルは多い。

 たいてい一回100円であるが、お客はあまり利用しないように感じる。100円節約しても仕方ないが、コインを落とさずに持ち歩いて風呂に行くのは面倒である。それをすべての部屋に常備していて好きな時間に好きなだけ利用できる。

 ということは、館主はここで「あなたが望むなら好きなだけくつろぎなさいネ」ということを暗に言っている。テレビもそうだろう、見なくともよいのである。映画を見たい人はDVDを借りて見ることができる。飲み物もTPOでいただけばよい。

 つまり、船山温泉ではゲストが自分の好みに合わせて自分の時間と過ごし方を選べるようにしている。ゲストへのサービスをホストやスタッフがするのではなく、ゲスト自身にまかせるわけだが、そのような自由選択のほうがむしろくつろげる。人にやってもらうのではなく自分で選択するのである。

-2-では貸切露天風呂の「二人静」と「清水」を紹介する。


温泉概略データ:15.7度・加温・一部循環有、単純硫黄泉、pH=8、内湯2、露天4
・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。
ブログの全体メニューに戻る

FC2 Blog Ranking


にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 秘湯・野湯へ にほんブログ村
相互リンク募集・リンク集
人気ブログランキングへ
旅休ドットコム・ブログナビゲーター
関連記事
.05 2012 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/48-3a6aa254