2017 08 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2017 10

紀行4 水郷柳川

水郷柳川で川下りは思いの外のヒット。静かな水面をゆったり滑るように進む舟、船頭さんの講釈に納得と笑いの1時間。
ブログの全体メニューに戻る(→Top page)

紀行4 水郷柳川
日本語情報:柳川川下り
English information:Yanagawa punting
(2015.12.11)

はじめに

 別府温泉から嬉野温泉に車で移動する。さっさと着いてしまってはつまらない。そこでかねてからの念願、水郷柳川を訪れた。当日の午前は雨模様、昼前に上がり、柳川では曇天。

 季節は12月。でも寒いほどではない気温。ナビをセットして川下りの出発点に。水郷めぐりの地図は下にあるが、行ったことがないと何がなんだかわからない。右下が出発点、左上が終着点。

DSC00023_convert_20160102212258.jpg

 中央は城跡でその周りを堀が取り囲む。平地の城は攻めやすいから堀で防御したもの。しかし、堀のおかげで水運もいいわけで柳川はかつては栄えた街。

 今の柳川市は(おそらく)最大の産業はこの「川下り」。川を下っていくわけではなく手漕ぎの舟でゆったりと進んで行くから「舟めぐり」と言ったほうがしっくりする。

 さてスタート(写真は時間順ではなく少し前後しています)

・ 乗船して出発点(赤い橋)を後にする。所要時間は70分、お値段は1600円。最後に話しますがこれは絶対いいです。
DSC09837_convert_20160102212322.jpg

・ 船頭さんはシルバーの方、かなりのお年とお見受けしたが、体力、気力、腕、ユーモア全てを持ち合わせた方。
DSC09864_convert_20160102212346.jpg

・ ゆったりと漕いでいきます。エンジン音も車輪の音もない、あるのは水面をすべる爽やかな音、久しぶりの感動です。
DSC09896_convert_20160102212406.jpg

 ちなみに運転免許はありません(船頭さんの話)。確かに機械が動かす移動手段(自動車、飛行機、船)はすべて免許制だ。いずれも人間より早いし機械の制御にコツがいる。

 免許がないのは人力で動かす移動装置、確かに自転車、三輪車、乳母車、ボート、すべて免許はありませんね。動いていくゆったり感がたまらなくいいです。人間本来の感性にミートしているから全然疲れない。

 船頭さんは時々、歌も歌っていただける。就職当時はいやいややっていたけどだんだん慣れてきて歌ってますっていう感じ。「村の渡しの船頭さんは、今年六十のおじいさん・・・」と始まった。おそらく七十以上の現役さんでした。特にトンネル(橋の下)の中だとエコー効果あり。皆さん拍手。

 運河めぐりに歌はつきもの。上海の江南地方でやはり舟に乗った時、女性の船頭さんがしんみりと歌ってくれた。言葉に関わらず気持ちは伝わった。

・ 乗船時の皆様、飲み物とお菓子を準備して万端。こたつがあるから舟には見えない快適さ。動く麻雀卓みたい。
DSC09843_convert_20160102212426.jpg

・ いつの間にかお菓子はなくなっていつの間にか皆さん和気会々だ。
DSC09862_convert_20160102212445.jpg

・ 舟はゆったりまったりと進む、左右に名所が次々と現れる。ワタクシ、左に乗ったので左の写真だけです。
DSC09840_convert_20160102212506.jpg

DSC09857_convert_20160102212528.jpg

DSC09860_convert_20160102212600.jpg

DSC09861_convert_20160102212621.jpg

・ 出ました「一期一会」完璧な名前!佇まいがすばらしい。舟の速度でオーダーしてお金を払っていただく(もちろんその間、舟は一旦停止)。
DSC09866_convert_20160102212641.jpg

・ なんでも売ってる。真冬にかき氷だ。甘酒はいいとしてノボリだけでも冬は止めた方がいいでしょうね。でもなんか船宿お茶屋風でとてもいい。
DSC09867_convert_20160102212700.jpg

・ 向こうの方から対向車線を舟がやってきました。
DSC09873_convert_20160102212721.jpg

・ 日本人はやはり手を振ってしまいますね。これも一期一会。でも人生で通り過ぎる人や友達、みんな一期一会。家族さえ。
DSC09875_convert_20160102212817.jpg

・ 川沿いのレストラン、この辺りはうなぎが名物。匂いはタダ。
DSC09891_convert_20160102212842.jpg

・ しばらく景色を楽しみください。
DSC09845_convert_20160102212908.jpg

DSC09899_convert_20160102212931.jpg

DSC09902_convert_20160102212951.jpg

DSC09903_convert_20160102213014.jpg

 さてまとめて紹介したいのが、トンネルというか橋下(市長ではありません)。人が住む川には必ず橋が架かる。でも、昔の水路は狭い、そこをこの舟が通れるのだろうか?

・ 最初のゲート橋。狭いです。
DSC09846_convert_20160102213035.jpg

・ 船頭さんの腕前はこの通り、まっすぐにすーっと抜けていきます。
DSC09847_convert_20160102213100.jpg

DSC09848_convert_20160102213122.jpg

DSC09849_convert_20160102213146.jpg

・ もっと狭くて天井の低い橋下。船頭さん大丈夫?船頭さん曰く「イナバウアーで通りますっ」とご愛嬌。一同笑う。
DSC09853_convert_20160102213207.jpg

・ またまた現れました。今度はさらに狭い。
DSC09877_convert_20160102213245.jpg

・ 10cmくらいしか隙間がありません。
DSC09878_convert_20160102213417.jpg

 舟がぶつからないの?と余計な心配をしたが、昔は舟運だったから舟が通れるように橋も舟も適切な幅になっていたにちがいない。当たり前のことに今気づく。

おわりに

 舟めぐりのゆったり感、船頭さんのたのしいトーク、次々に現れる風景、70分は全然長くないです。子供達はDLに行けばジャングルクルーズで次々に現れるカバやゾウにびっくりしていればたのしいが、オトナはやはり舟めぐりだ。

 こんな素敵な人力乗り物とアトラクションがあったとは!しかしこの舟めぐり昔よりは数が減っているという。少し寂しくなる。確かに昔の遊びはこんな粋な舟遊びやどんちゃん温泉などが主流だった。

 今のディズニーランドはまだいいとしてバーチャルゲームが子供の成長にどんな影響を及ぼすか心配になる。そう思うのはこちらが年をとったからで(ゲームには必要な機能だけれど)よく言われるようにリセットボタンが‥。

 ゲームでリセットボタンを押したら自動的に「このゲームにはリセットボタンがありますが、あなたの人生のリセットボタンは自分で勇気を出して押してくださいね」と注釈を入れるべきだ。

 さて、今時、人の手を借りての70分で1600円のアトラクションがあるだろうか?人の手を借りないなら映画が同程度、マッサージは6000円。求めるものが違うし感動の質が違う。

 マッサージの癒しや映画のシナリオなどはあらかたは記憶が薄れていくものだが、舟めぐりの経験は絶対忘れない。この舟めぐりオススメです。ちなみに、雨の日も予約は決行するそうです。雨合羽を貸してくれて。


次回は飛び込みで余談37です。

・その次では嬉野温泉の湯宿清流を紹介。(Continue to next report)
DSC00005_convert_20160105201705.jpg DSC00014_convert_20160105201725.jpg

一つ前に戻る。(Return to a former report)
ブログの全体メニューに戻る。(Go to Top page)
全てのレポートはこちら。(Go to All report)
English list : Japan secluded hot springs list (please click here)

お気に召せばclick
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へにほんブログ村

・本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・ 文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

関連記事
.06 2016 未分類 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/555-aabf004f