2017 10 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2017 12

銀山温泉・能登屋旅館-2-

能登屋の館内は豪華すぎず昔風すぎずシンプルだった。2011年の大災害を乗り越えていった様はおしんと重なる感じがした。
ブログの全体メニューに戻る(→Top page)

第105章銀山温泉・能登屋旅館-2-
Chapter 105, section 2, Yamagata prefecture Ginzan onsen Notoya ryokan -2-
Japanese information: 能登屋旅館
English information: Ginzan onsen Notoya ryokan 2016.1.8-9

105.3 館内 (Ryokan appearnce)

・ 能登屋の玄関、比較的最近改装されたようです。
DSC00188_convert_20160123120211.jpg

・ 家紋は桐桐なのでしょう。「五三桐」という範疇の家紋で、桐は古来、日本のスタブリッシュの紋です。
DSC00189_convert_20160123120230.jpg

・ 一階は過不足感のないシンプルなもので好感が持てます。
DSC00190_convert_20160123131854.jpg

DSC00300_convert_20160123120311.jpg

・ 帳場
DSC00192_convert_20160123122444.jpg

・ この赤いコートは温泉街を散策する方のための外出着、暖かいすぐれものです。
DSC00193_convert_20160123120332.jpg

・ 右奥はラウンジになっていて、朝はコーヒーのサービスがあります。これは嬉しい。
DSC00303_convert_20160123120350.jpg

・ 中央ロビーの奥には赤い橋が架かっています。
DSC00301_convert_20160123131913.jpg

 ここで、建物の配置図紹介。
DSC00419_convert_20160123120427.jpg

 この写真の左下を見てください。ご覧の通りシンプルな一階。二階と三階の各4部屋あります。4階に風呂もありますが4階からは別館の1階と二階に続きます。

 先ほどの赤い橋の謎を教えていただきました。改装時に本館の奥にエレベータを造った折に、高さの関係で段差ができてしまったそうです。そこで段差でつまづかないように、橋を作られたそうです。

 最初見た時、赤い橋は別世界へ迷い込む象徴かと思っていましたが、なるほど、橋を渡るとその段差の違いには気づかない仕組みでした。

・ 本館の4階にエレベータで登って別館に行くと、廊下が上質な無垢の床。
DSC00216_convert_20160123120447.jpg

・ エレベータではなく階段もあります。これは大正時代のまま。
DSC00295_convert_20160123120507.jpg

・ 別館は6部屋があり、真新しいし、天井は高く照明は大正風。
DSC00215_convert_20160123120528.jpg

・ 部屋は広く天井も高くて快適。4名は楽に泊まることができるスペース。
DSC00199_convert_20160123121037.jpg

・ 天井の照明と 入り口ドアのデザイン。
DSC00196_convert_20160123121059.jpg DSC00197_convert_20160123121121.jpg

 実はこれらの改装工事はちょうど5年前2011年の震災の時だった。1年間休業して改装されていた最中だったとのこと、東北地方はそれから全くの逆風になった時期です。神様は残酷な試練を与えますが、銀山温泉それを乗り越えました。

 本館の外側は一切変更されていないようです。これは「家並み保存条例」があるため。昔を知らないのでなんとも言えなませんが内装をさっぱりとセンス良く改装されたようです。

 合わせて別館を山斜面側に増築して、快適な6部屋を造られた。宿泊したのはこちらの方、お値段は本館より安いからお手頃です。


105.4 おしんと海外 (Japanese drama “OSHIN”)

・ 館内にあったのれんです。「おしん」の一舞台になった温泉です。おしんの母が出稼ぎに来ていたのがこの能登屋(TVでは銀山閣)。
DSC00299_convert_20160123121140.jpg

 年配の方は誰でも知っている「おしん」、逆境にめげず健気に生きていった一女性の人生ドラマ。当時の視聴率は平均で驚異的な52.6% あったという。TVドラマ最高記録でいまだに破られていない。

 二人に一人がいつも見ていたというからこれはもう社会現象である。おしんの健気さが日本人の心を深く揺さぶったドラマ。大人顔負けに筋を通す童、でも母が恋しくてたまらない、母もおしんが愛おしくてたまらない。

 このドラマ世界70カ国で公開されたといいます。親子の普遍的な姿に特に感動したのはアジアの人々。日本にこんな貧しい時代があり、その中で懸命に真面目に生きてきた日本人への共感です。

 おしんの哲学はほとんど日本人の宗教のようなもの。宗教といえば、慶弔時にその宗教儀式に形は従って作法を守っても、宗教を信じているわけではないことは多い。

 宗教を信じる方々から見れば無宗教の方々は野蛮人に映るかもしれない。でも日本人はおしんの哲学(一種の宗教というか価値観)には共鳴してしまいます。

 実は銀山温泉はアジアの方も訪れるといいます。台湾、香港、南アジア等だそうです。調べてみると山形空港は台湾とカンボジア(シュムリアップ)に飛行機が飛んでいた(定期便ではなさそう)。

 この理由はおそらく雪の無い国から、日本情緒あふれる雪の温泉街を訪ねたい、ということと、もしかしたら「おしん」も貢献しているかもしれない。


105.5 地下の洞窟風呂 (Underground bath)

 能登屋には名物の洞窟風呂があります。帳場のすぐ横に入り口があってドアの先は脱衣所が続き、そこから地下に降りていきます。

・ 地下は湯気でもうもうとしていて湯船が二つ、奥に照明が一つ。
IMG_1063_convert_20160123121203.jpg

・ 降りてきた階段。
IMG_1066_convert_20160123121227.jpg

・ こんな風に完全な洞窟で、何か秘密の洞窟を冒険しているようです。
IMG_1065_convert_20160123121248.jpg

 お湯は熱くなくちょうどいいあんばい。湯船が二つあるから、二人なら別々に入っても良い。こんな風呂が昔からあったとは驚き。かなり斬新です。

 展望の良い風呂の方は次次回に紹介します。


・ 銀山温泉能登屋旅館:ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉、63.8℃、pH=6.76、蒸発残留物成分総計2021mg/l、内風呂・露天風呂:男女各1、貸切洞窟風呂1。

-3-は昔ながらの部屋と雪景色を紹介。(Continue to next report)
DSC00296_convert_20160123133158.jpg DSC00396_convert_20160123133220.jpg

一つ前に戻る。(Return to a former report)

ブログの全体メニューに戻る。(Go to Top page)
全てのレポートはこちら。(Go to All report)
English list : Japan secluded hot springs list (please click here)

お気に召せばclick
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へにほんブログ村

・本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・ 文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

銀山温泉能登屋旅館
関連記事
.05 2016 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/565-77c5e0f4