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石山離宮五足のくつ-1-

ここはどこ?日本ではなく「アジアの中の天草」。バリでも上海でもなくフィリピンでもない独自の天草テイストの宿。
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第112章 熊本県下田温泉・石山離宮五足のくつ-1-
Chapter 112, section 1, Kumamoto prefecture Shimoda onsen
Ishiyama rikyuu Gosoku-no-kutsu -1-
Japanese information: 五足のくつ
English information: Gosoku no Kutsu
2016.9.14-15

112.1 はじめに (Opening remarks)

 「石山離宮五足のくつ」がオープンしたのは2002年で、以来数々のマスコミに取り上げられてきた名宿です。天草は熊本県ですが熊本市からはかなり遠い。飛行機の手もありますが節約はしたい。そこでレンタかーで。

 お値段は25000〜45000円のラグジュアリークラス。ので、覚悟を決めなければ行けない宿です。今回復興割を運良く入手できたので念願かなって予約しました。

 そもそも「石山離宮五足のくつ」というネーミング、これはかなり手練れの方の作品に違いない。温泉宿とはとても想像できない。

 宿の裏山が「石山」と呼ばれる。石山とは陶石の原料のことで、日本の70%が天草で産出され有田焼の原料として有名だそうです。次に「五足のくつ」、これは1907年夏に与謝野鉄幹、北原白州ら5人の文人が訪れたことに由来している。そして訪れた先は大江天主堂のガルニエ神父。

 その紀行文が「五足の靴」として新聞に掲載され、その後、北原白州の詩集「邪宗門」が出て、これを契機に当時は南蛮趣味が流行したという。

 雑誌の写真で見ても、これは日本ではなくバリ島かどこか南アジアを彷彿とさせる。ワタクシ的にはエキゾチックな雰囲気が「海の仙仁温泉」というイメージ。二つの宿の設立の意図や歴史は全く異なるものの、共通点は南アジア風な露天風呂。

 こんなユニークな宿がなぜ天草に?コンセプトも仕掛けも独創的、その趣向を次第に解き明かしていきます。


112.2 五足のくつワールドへ

 レンタカーで熊本から天草まで約3時間ほどで下田温泉に到着した。駐車場に車を入れたが、ここには宿を思わせる何ものもない。しかし、すでに係りの方が待ち構えていた。うん、始まったな、五足のくつワールド。荷物を持っていただき、敷地に足を踏み入れた。

・ 駐車場の端から足を踏み入れると石造りの門が現れた。この石もいわくありげ。
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・ 表札がおしゃれ。
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・ 階段が続き、門番の狛犬がお出迎え。
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・ この右手の狛犬がオスですね。
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・ 続いて橋を渡る。やはり、名湯には橋が必要だ。五足のくつワールドの入口だから。
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・ 途中で見かけた赤蟹。
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・ 橋を渡ると
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・ 出ました、ジブリの館?ジャングルの中の洋館?年季が入っていて渋すぎる。
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・ この建物は「コレジオ」という。コレジオとはカレッジのことで、切支丹が学んだ学校のようなもの。
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・ 中は渋いロビーになっているようだ。
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・ コレジオらしく書籍が満載。
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・ 少し不思議な空間
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・ お土産類が置いてありました。
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・ 宿のマークは天草ささら(これは紀行で紹介します)。海と祈りと西洋。
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・ 窓にも同じ模様、そこに魔女も飛んでいる。
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・ 天井は吹き抜け。
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・ 奥にはバーも。
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 五足のくつは最初Villa A,Bの10棟でスタートし、2005年には敷地のさらに上にVilla Cがオープンした。二つは完全に隔離されていて、別のホテルという位置付け。Villa Aはいにしえの天草、Villa Bはこれからの天草、Villa Cは東洋と西洋の出会いをコンセプトにしているという。

 コレジオはVilla A,B専用。そこで敷地を登っていくと、何やら火の見櫓のような変わった塔が現れた。

・ これはエレベータでした。
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・ エレベータの上
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・ さらに階段を上る(上から下を見る)
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・ するとVilla Cが現れ、ここで探検終わり。
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なんとも不思議な空間で、南アジアのジャングルっぽい森の中にVillaが点在している。全てが離れになっていてお忍び感満点。その独自の世界に入り込んでいく。


・ 下田温泉・温泉街より:ナトリウムー炭酸水素単塩泉(低張性弱アルカリ低温泉)、32.4℃、pH=8.1、成分総量336 mg/kg、各室に露天風呂のみ。

-2-はVillaの中を紹介。(Continue to next report)
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下田温泉・石山離宮五足のくつ
下の地図を見てください。天草は日本の西端で中国、韓国が東シナ海を囲んでいる。つまり、1600年頃から日本で一番グローバル世界とつながっていた。キリスト教を通して。
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