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虎杖浜温泉・民宿500マイル-3-

白老町といえばアイヌ民族博物館ははずせない。暮らしの様子やしきたり、踊りなど自然共生型の暮らしの一端を知ることができる。
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第115章 北海道虎杖浜温泉・民宿500マイル-3-
Chapter 115, section 1, Hokkaido Siraoi-cho Kojyohama onsen Minsyuku 500 mile -3-
Japanese information: アイヌ民族博物館
2016.11.10

115.6 アイヌ民族博物館

 今回は紀行です。虎杖浜からアイヌ民族博物館まで車で約10分。別名ポロトコタン、ポロトとは大きな湖、コタンは集落のこと。この集落は別の場所にあったが、このポロト湖の岸辺に移転されたもの。

 訪れた日は平日で人影はまばら、でも中国の団体さんが入場していた。海外の方々に先住民族のことを知ってもらうのはいいこと。

 先住民族ですぐ思いつくのは、アメリカのインディアン、オーストラリアやニュージーランドのアボリジニである。いずれも、土地所有の概念がない。広大な自然と共生するのに、自分の土地をここだと主張すること自体がばかばかしいこと。

 また、自然からいただく(採集、狩猟、漁労による)食べ物は自給自足に必要な量しかとらない、など控えめで持続可能な生き方が、今の時代でも未来の羅針盤にもなっている。当時は共生社会のみが現実だったとも言える。

・ 入り口の巨大な木像。
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・ 集落は茅葺。
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・ 目の前の湖(ポロト湖)は青すぎる色。
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・ 広めの家の中、昔は畳敷きではなかったと思う。
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・ 保存用に天井にするされたサケの燻製。これを山ほど干しておけば一冬を過ごせたのだろう。あとは山菜やキノコの塩漬けかな?
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・ 中央の囲炉裏。終日、火が絶えなかったという。
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・ 食器は倭人から調達したもの。
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・ 工芸品を造られてる方。
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・ あくまで自然素材。
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・ 集会所でアイヌ文化の紹介が始まった。皆さん海外から。
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・ 鶴の舞を教える踊り。
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・ 親鶴が子供の鶴に飛び方を教える舞、優雅で教育的である。
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・ ムックリ(口琴)の演奏が始まった。一定の調子の少し高い音で始まるが、次第に重低音の伴奏も同時に奏で、これが心に響く。手のひらサイズの、しかも単純な楽器でここまで多様な音が出るとはおどろき。
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・ 最後は、皆さんで囲炉裏の周りで踊りを披露。
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・ 皆さん大喜び。
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・ 展示館に移動する。船は大木をくり抜いた丸太船。昔からほぼ全世界で見られる形式。
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・ カゴは、昔はどこでも同じに見える縄製。
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・ 食器類も当然、自然素材。
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・ 工芸品(倭人からのもの?)
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・ シンプルでエッジの効いたアイヌ模様。
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 というわけで見学は終わり。出口のお土産物屋さんにはイザベラバードの本もあった。彼女は通訳一人を従え、明治時代にまだ道路そのものが十分整備されていなかった時代に、東北の田舎から北海道に渡り、紀行文を発表した。

 昔読んだその本の記憶によると、アイヌの方々は顔の彫りが深く、倭人(平坦な顔)とは別の民族(むしろヨーロッパに近い?)であったこと、そして接する姿勢は媚びずに気高く、暮らしは自然一体型であったことなどを書いている。

 そしてお酒がちょっと羽目も外して大好きだったようである。考えようによっては相当優雅でリッチな世界だ。

 アイヌの方々は北東北地方、北海道から樺太南部、千島列島にわたって、日本人やロシア人が定住する以前から暮らしていたが、現在、北海道には約24000人、東京にも2700人の方々がアイヌの血を引かれているという。

・次回は昔作った写真集「日本秘湯めぐり」の続編を二つ紹介します。  (Continue to next report)
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