白布温泉西屋-2-

雪に埋もれた東北の秘湯、冬は温泉に限ります。温泉に料理に猫までいます。日常から離れた癒しの世界です。
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第130章山形県 白布温泉西屋-2-　Shirabu onsen Nishiya -2-
Chapter 130, section 1, Yamagata prefecture Shirabu onsen Nishiya -2-
Japanese information: 白布温泉西屋
English information: Nishiya
2017.12.28-29

130.4 内湯　(Indoor private bath)

・内湯は温度調節が適温だったので、少し長湯になしました。写真では何の変哲もない内湯ですが、落ち着きました。



130.5 雪の世界 (Snow world9

　雪に埋もれた東北の秘湯、冬は温泉に限ります。外の景色をどうぞ。

・ 針葉樹がまるでクリスマスツリー


・ 茅葺屋根からはつらら　




・ 屋根を覆ってしまった雪




・ 翌朝、雪下ろしが始まりました。


・ 　これは窓ガラスにできた雪の結晶です。


・ 早朝でも照明がまだついていましたが、雪でびっしり。




・ 冬の月


正月といえば「猫がこたつで丸くなる」というのが定番、西屋には「おんでん」と「かぐら」という２匹の兄弟猫が住んでいます。

・ 丹前をきせてもらって暖かそう。黒猫の「おんでん」はとても恥ずかしがり屋。（たぶん、皆さんが携帯でフラッシュを焚いて撮影するのでそれが嫌なのでしょう）


・ お二人ともなかなかの面構えですね。


雪も猫も日常から離れた癒しの世界です。

130.6 料理 (Dinner and breakfast)

　西屋は改装されて内装がモダン風になった。

・夕食会場は落ち着いた雰囲気。


・ きっちりした料理です。温かいものが多くていい。






・ 朝食も味噌汁を温める。



130.7 おわりに (Closing remarks)

　東屋、中屋、西屋が３棟並んでいた趣のある時代が偲ばれます。残念です、が、西屋はその中の生き残り、歴史ある秘湯として守り続けて欲しいですね。館主も女将もとても感じのいい方で、いろいろ説明してくださって感謝。

　豊富な湯量、古の佇まい、ホスピタルティ、海外の方々にもっと知って欲しい宿です。海外の方は雪を楽しみに来る方が多いそうです。確かに山形空港からは銀山温泉もあり、南アジアの訪日客が増えているとのこと。もっと日本の方もたくさん訪れて欲しい宿。お値段は1万円から２万円でお手ごろ。

　おわりにの最後に、西屋のブログにはお女将が登場します。似顔絵よりはるかに人間味のある女将さん、なんか、細腕で湯守も担当され、夕食時には「当日の湯守責任果たせず」という丁寧なごあいさつを頂きました。それに館主の方、顔はにこやかですが渋いですぞ。また行きましょうね。

鉛温泉藤三旅館：含硫黄—ナトリウムー硫酸塩泉（低張性中性高温泉）、全体で1500リットル／分、約60℃、pH7.8、成分総計1244mg/kg、蒸発残留物成分総計1262mg/kg、男女別内風呂各１、家族風呂１

・次回は余談で大洗水族館のクラゲです。(Continue to next report)


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