FC2ブログ
2018 10 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2018 12

妙見石原荘-3-

七実の湯は樹林と渓流のシンフォニー、内湯の天降殿は壁面の彫刻(池川直氏制作)が圧巻、芸術に凝っている秘湯の宿の面目一如。
ブログの全体メニューに戻る(→Top page)
全てのレポートはこちら(Go to All report)。

第134章 鹿児島県 妙見温泉・妙見石原荘-3- 
Myouken onsen Myouken Ishiharasou-3-
Chapter 134, section 3, Kagoshima prefecture Myouken Ishiharasou
Japanese information: 妙見石原荘
English information:Myokenishiharaso
2018.4.25-26

 妙見石原荘には源泉が7つもあるという。しかも湯量が豊富かつ高温(50℃以上)これは稀に見るアドバンテージ。適温にするための方法は、普通は加水するが、ここでは熱交換器を通して温度を下げている。成分が濃くて内部がつまる温泉ではこうはいかない。羨ましい限り。

 源泉をそのまま注ぐために、大気に触れずに温度だけを下げるようにしたわけ。また、なるべく源泉の近くに湯船を造っている(ので、湯船の位置がばらばら)。また、各々の湯殿が個性的である。今回紹介する二つの湯もなかなかのもの。


134.5 七実の湯 (Nanami-no-yu)

・ 川沿いに少し降りていきます。
DSC00564_convert_20180621175622.jpg

・ 湯殿の中は閉鎖的かつ開放的。3面を壁が覆っているので、ここは昼間は日帰り客の女性専用になっている。
DSC00565_convert_20180621175655.jpg

・ 樹木が覆っているのでプライバシーも確保。
DSC00574_convert_20180621175720.jpg

・ 少し怖いくらい渓流の横。
DSC00571_convert_20180621175747.jpg

・ 湯船からは見る景色は渓流と一体になる。
DSC00568_convert_20180621175817.jpg

ここで動画を紹介
[広告] VPS


温泉、渓流、樹林のシンフォニーというわけで、やはり動画の迫力がいいですね。今でも、なんか思わず入りたくなります。


134.6 大浴場・天降殿(あもりでん)

 内湯はここだけです。ので、大きめの湯船。しかし、圧倒されるのは壁面彫刻!

・ 視界の向こうは下界の日常世界、ここは、なんだか異次元空間。
securedownload_convert_20180621175841.jpeg

・ というのはこの彫刻
securedownload-3_convert_20180621175933.jpeg

・ 突き出した動物の口から源泉が吹き出す。左手の、彫刻の中に閉じ込められてしまったお二人。特に右の方はど迫力!
securedownload-1_convert_20180621175957.jpeg

・ 魚とゲタばき顔の組み合わせの意図は?
securedownload-2_convert_20180621180026.jpeg

 これを見ているとなんだか哲学的な気分になりますね。芸術は作り手に深遠な意図があったり、予想外の結果を引き出したりするが、やはり、受け手が何を感じるかが重要、といっても不思議な体感。空想世界であって現実世界!

 やはり、お湯に浸っていると、体も頭も弛緩してきますね。

 さて、この内湯、湯気もうもう状態で写真が撮れない。というのはカメラのレンズが曇るから、そこで一計、携帯を使いました。レンズか曇るのは温度差があるからで、デジカメはやや図体が大きくて温度は低いまま、なので曇る。

 一方、携帯は小さくて薄いので温度が湯殿の温度に次第に上がってくる。ので、レンズの曇りが少なくて写せます、が、時々タオルでレンズを軽くふいてあげましょう。いずれにせよ、湿気はカメラにはよくない。

ここで動画を紹介
[広告] VPS


 作者は池川直(いけがわすなお)氏、鹿児島大学の教育学部の教授です。研究テーマは「心象表現の表出と実在化:環境や建物空間における彫刻表現のあり方に関する研究」ですので、なるほど!とナットク。

 池川先生だけでなく、この彫刻を依頼された妙見石原荘の館主に深く脱帽です。館主は意図を伝えたのか、それとも先生に任せたのか??とても気になります。

 ワタクシの想像は、先生の作品を見せてお客さんをびっくりさせてやろう(非日常体験)、そして、先生の作品を永久にここに閉じ込めておくこと?? さらに、ワタクシの妄想は、例の閉じ込められた人は先生です。左があるべき姿(意思を表出)、右が内在する別面の実在化かな?

 次回は、意表をつかれて、かなりびっくりした食事処の内装。もちろん食事も!


妙見温泉・妙見石原荘(妙見1号):ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素泉 (低張性中性高温泉)、55.2℃、pH=6.4、成分総計2739mg/kg、内風呂:男女各1、混浴露天風呂3、足湯1。

次回は食堂と料理で締め。(Continue to next report)
DSC00589_convert_20180701171837.jpg DSC00648_convert_20180701171915.jpg
一つ前に戻る。(Return to a former report)

ブログの全体メニューに戻る。(Go to Top page)
全てのレポートはこちら。(Go to All report)
English list : Japan secluded hot springs list (please click here)

お気に召せばclick
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へにほんブログ村

・本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

妙見温泉・妙見石原荘
関連記事
.21 2018 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/677-a33fe8e2