FC2ブログ
2020 03 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2020 05

余談67 小安峡

地下の温泉はどうなっているのか?地下を掘って潜らなくても観察できる。それが吹き出す蒸気と噴気。納得です。
ブログの全体メニューに戻る(→Top page)

余談67 小安峡:地下の温泉を観察できるジオパーク

 「ゆざわジオパーク」は約1億年前の火山の残骸をまじかに見ることができるスポット群です。温泉なら小安峡温泉(阿部旅館は奥小安峡温泉)、泥湯温泉、秋の宮温泉、ジオパークスポットとしては「小安峡大墳湯」、川原毛地獄、川原毛大湯滝などがあります。

 今回紹介する小安峡とは「小安峡大墳湯」のことです。名前の由来は、紹介する写真と動画で一目瞭然です。

 国道から高さ約60mを下って、渓谷の下に降りることができます。

・ 渓谷
IMG_3759_convert_20200113181104.jpg

 このような深い渓谷はどのようにして生まれたのだろうか。川の侵食で削られたわけだから、年にどれくらい削られるのだろうか?水自体が岩を穿つのではなく、濁水時の小石が削るだろうから、もし年に1cm削られるとすれば、10年で10cm、100年で1m、1000年で10m、1億年で100m。とすると深さ60mは合点が行く。

動画を一つ。


・ 渓谷の底は緑色の綺麗な渓流になっている。
DSC03930_convert_20200113181152.jpg

・ 噴煙をあげる谷底
DSC03935_convert_20200113181216.jpg

DSC03939_convert_20200113181242.jpg

・ 横の岩から吹き出す湯煙
DSC03944_convert_20200113181339.jpg

DSC03954_convert_20200113181406.jpg

 2つの動画をどうぞ。




 これが実は地下の温泉の様子、とは知りませんでした。これまでワタクシは、漠然と温泉は地下に「温泉たまり」か地下水脈の替わりに「地下温泉の小川」が流れている?などと想像していました。

 岩(溶結凝灰岩)の隙間に高圧の温泉が封じ込められているらしい。供給は地下と雨水かな?それが蒸気になって吹き出している。特に、この一帯は豪雪地帯だから豊富な水が地下のマグマの残骸(高温岩体)の余熱で温められているらしい。

 小安地区の地下は、断裂構造(断層、破砕帯や割れ目)になっているとのこと。そこを、 地下を掘って潜らなくても観察できる。これこそ温泉。地下の様子を見ることができる滅多にないジオパーク。湯気もうもうに驚いている場合じゃないですね!

 地熱だらけの地帯なので、地熱発電所もあります。上の袋発電所(東北電力)。地球は熱いわけだから熱が欲しければ地熱発電がいい。でも温泉に影響を与えてもらっては悲しい。ので、そこは慎重に、しかし、地球温暖化防止にぜひとも温泉保存型の地熱発電を。


次回は泥湯温泉奥山旅館。(Continue to next report)
一つ前に戻る。(Return to a former report)

ブログの全体メニューに戻る。(Go to Top page)
全てのレポートはこちら。(Go to All report)
English list : Japan secluded hot springs list (please click here)

お気に召せばclick
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へにほんブログ村

・本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・ 文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。

小安峡
関連記事
.13 2020 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/708-2d55bc74