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179銀婚湯(再訪)-2-

母屋にある男女別の内湯と露天風呂も共に大きく、冬季はこちらでまったりするだろう。料理も充実していて全体コスパは相当高い。

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第179章 北海道 上の湯温泉 銀婚湯(再訪)-2-
Hokkaido Kaminoyu onsen Ginonyu
Japanese information:銀婚湯
English information:Ginkonyu
2022.10.9-10

179.4 母屋の温泉

 歩いていく露天風呂は冬は厳しいだろう。やはり、母屋でまったり暮らすのがいい。温泉は男女別に内湯と露天風呂があり、入れ替え制だ。前回の記録はこちら

・ 初日の男性用の内風呂、渓流をイメージしたというだけあって長くて大きな湯船だ。湯量もたっぷり。
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・ 露天風呂は渓流に面していて四角形だ。
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・ 翌日のチェックイン前は男女入れ替えになり、こちらは内湯
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・ 露天風呂は丸型だ。こちらの方がやや風情がある。
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・ 渓流が近いからだろうか、それとも丸い石組みのせいか。
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・ 源泉近くに身を寄せて、極楽だ。
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179.5 食事

・ 夕食です。結構良心的かつうまい。
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・ 朝食も充実している。
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銀婚湯は料理がおいいしいと評判です。

179.6 母屋の佇まい

 国道5号線から道道67号線を約10km、右手に看板だけが見えて、母屋は見えない。なにせ、敷地が相当広いから。

・ 入り口の石畳
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・大きな旅館には見えないが、部屋数は21。ワタクシの感覚では中規模の分類だ。
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・ 中央付近に贅沢な大空間がある。
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・ 帳場の奥には暖炉のあるくつろぎ処、一見、高級リゾートのようだ。
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・ 生花がいつも生けてある、この宿はスリッパもないしハズレはない。
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 考えてみると、露天風呂に気を取られて、母屋のさっぱりした清潔さ、快適さに気が回らなかった。露天風呂だけでなく屋内にも館主の配慮が行き届いている。

・ 母屋から5箇所の露天風呂に行くには、中庭を通ることになっている。杉苔の聖地だ。杉苔というのは湿って暗い処は嫌いで、風通しが良くてやや明るめを好む。(ワタクシの家で杉苔を植えたら、適合率は半分だった)
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・ 京都のお寺のように美しい。
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・ 季節柄、キノコがお出まし。
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 全体を通して、館主の精神と哲学がどこにも宿っている。他の宿とは一線を画す佇まいがあって、見る人が見ればわかり、感じることができる。

 快適な空間と屋外の露店秘湯という組み合わせが一種の芸術だと思う。

179.7 おわりに

 銀婚湯は秘湯の中ではコスパが最高レベルだ。トイレ洗面なしの部屋だと、なんと10000円(税抜)、ありだと最大でも19000円、しかも料理は同じでかなり充実している。

 露天風呂を巡って、体はヘナヘナになりつつ、母屋の温泉も楽しむ、まさに温泉三昧だ。

 ちなみに「日本秘湯を守る会」のスタンプ帳で湯巡りをしている方は、ほとんどがこの安価な部屋を選ぶそうだ。その気持ち、温泉フリークにはとてもワカル!

 秘湯フリークは部屋ではなく、温泉そのものがお目当てだから。それから、冬の露天風呂も一度は経験したい。歩いていくわけだから防寒と気力が必要だ。

 北海道には秘湯が多い。なので、行ったことがない温泉も目指したい、でも銀婚湯は外せない。将来は、ゆっくりと他の温泉巡りもしたいもの。

 行けなかった場合は、天国に同じような温泉を建設するつもりだ。


温泉データは一つ前の記事をどうぞ。

次回は福島県 奥土湯温泉 小滝温泉です。
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