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伊豆湯が島温泉・あせび野のモダン秘湯-2-



渓流沿いに続く「世古の湯」、野趣溢れるハイレベルの設計である。対岸の緑溢れる樹木を借景に、せせらぎの音に癒されて透明の湯に浸る。

第34章 伊豆湯が島温泉・あせび野のモダン秘湯 -2-
English information (1)

 あせび野の部屋はすべて贅沢な掛け流しの露天風呂付きである。この他に、渓流沿いに「世古の湯」(男女各1)がある。それぞれ長さはおよそ20m。ひょろ長いので、風呂幅が狭いと思いきや、かなりゆったりとした造りである。屋根、石の配置、湯口、ジャグジー、それらが意図的に設計されている。風呂設計者ルシウスも顔負けである。「テルマエロマエ」のパート2が出るとしたらぜひとも取り上げて頂きたい。ローマの人工四角形プール型の湯船ではなく、自然再現、自然一体型露天風呂として。

34.2 「世古の湯」男性用
 
 「世古の湯」は、建屋の地下一階にあるが、それでも、川より数メートル高い位置にある。地下一階に下りると落ち着いた通路を経て左右に男女別の大露天風呂がある。脱衣所からここに出ると感動の湯船が待っている。

・ 「世古の湯」への道:なぜか橋の通路を渡る。これも川を隔てて別の世界に行く、ということを示唆している。
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・ 左右に男女別の入り口があり、こちらは女性用の入り口である。右手に川が垣間見える。男性用、女性用と言っても、夜の一時に入れ替わるので、看板だけが男女別になっているだけである。
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・ 外はまたしてもテラスになっていて、椅子とテーブルが置いてある。風呂上がりに涼みなさいということだ。
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・ 男性用(昼間)露天風呂の入り口:右手に猫越川(ねっこがわ)の渓流、ここに沿って湯船が続く。お湯がとてつもなくきれいだ。人はいなかった。これから同じような写真が続きますが我慢して頂けないでしょうか??何枚撮っても飽きないたたずまいなので…
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・ 中央付近:結構広い。
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・ 左手には洞窟風呂になっている。憎らしい演出である。おこもりしたい人のため。
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・ 打たせ湯がある。
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・ 一番奥から、入り口側を見る。
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・ 渓流はこんな具合。
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・ 湯口。実は目に見える湯口以外にも、どこかに隠れた湯口があるらしい。お湯がやや熱い所がある。気がつかないように、新鮮なお湯を入れていると思う。
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・ 石についた温泉の結晶物。
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日本の象徴は、川、樹木や苔、温泉であり、それらがセットになっている。どこにでもあるがどこにでもはなく、ここは個性豊かである。

34.3 「世古の湯」女性用

・ 脱衣所から露天風呂に出たところ。見た目では、男性用と対になっているように見えた。
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・ 左手にはなぜか紅葉したような色の樹木。
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・ 中央付近に進む。
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・ 湯船の右手に通路がある。何だろうと思った瞬間、なるほど!と納得。つまり、もしこの通路がなければ、横長の湯船をじゃぶじゃぶと進むことになる。そこに先客が入ればその前を横切ることにある。横切られる方も横切る方も、少し気を使う。しかし、この裏手の通路を使えば、横から湯船に入ることができる。出ることもできる。静かに露天風呂を楽しませる知恵である。このタイプの露天風呂は初めて。設計者あるいは発注者はなかなかの腕前である。
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・ 広いスペースで開放的である。
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・ うっそうとした緑が迫っている。秋は息をのむ美しさに違いない。
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・ 湯口は木の樋で趣がある。この辺りの石の配置等、ハイレベルだ。
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・ 言葉では表現できない造形、つまり、芸術的である。
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・ お湯はふんだんに注がれている。
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・ この後ろにジャグジーが。こちらは洞窟ではなくオープンである。2枚
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 こちらのコンセプトは開放的な露天風呂だろう。また、写真はないが、洗い場について一つの特長がある。建物の中に当然、洗い場はあるが、露天風呂の一番奥に男女ともに、オープンの洗い場がついている。冬はさむいだろうが、春から秋まではこちらの方が圧倒的に気持ち良い。湯船に浸たっていれば体は温まる。そこで、上がって、体を洗えばよい。ここで見かけた人はこちらを利用していた。建物の中で洗っていた人はついに見かけず。意図された通り、お客は誘導されて露天風呂を満喫している。ちょっとびっくりした。さて、-3-では、貸切露天風呂と部屋の露天風呂を紹介する。


温泉概略データ:300リットル/分、源泉33-67度、湯口53度、pH=8.1、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉、源泉掛け流し、川床自噴3本、山側上流に200m汲上げ2本、大露天(男1、女1)、貸切露天風呂4、各部屋に専用の露天風呂(19)。
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