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定山渓温泉・ぬくもりの宿ふる川


旅館ふる川は北海道・定山渓温泉街にたたずむ落ち着いた宿である。「自灯の湯」と料理がすばらしい。

第33章(番外編)定山渓温泉・ぬくもりの宿ふる川
・ホームページ:http://www.yado-furu.com/

33.1 館内へ

 札幌から車で1時間強、地下鉄真駒内駅から40分程で定山渓温泉に着く。北の大都市札幌の奥座敷とも言われ、手軽に行ける温泉である。秘湯とは言いにくいので番外編とした。有名な大型旅館がひしめく中で、中規模の旅館がふる川である。温泉街の中に何気なくたたずむ。ここに行こうと思ったのは「自遊人」の2011.1月号別冊のなかで、冬の様子が掲載されていて、一瞬冬の法師温泉長寿館のようなイメージ写真だったことが動機である。

・ 入り口:ここだけ見ると山奥の秘湯のようだが、実際は瀟洒なホテルである。
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・ 入り口に水盆がある。
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・ 中に入るとディスプレイが。
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・ ロビーの一部がこんな部屋になっている。ここだけ見るとどこか欧州の中世の屋敷のようだ。重厚でかつ落ち着く。
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・ テーブルが特に重厚である。
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・ こんな具合:扉を再利用したものだろうか。
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・ それに暖炉がある:椅子は二つ。
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・ 燃える炎に心安らぐ。
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・ 館内の廊下
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・ 生け花
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・ 近年有名になったせんだみつおの金言の掛け軸。
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33.2 「自灯の湯」

 内湯と有料の「自灯の湯」があるが、オススメは後者。女性用のほうは「法灯の湯」と言うがこちらの方が圧倒的にいいらしい。「自灯法灯」とはお釈迦様の言葉で、「自らを灯りとし、法(真理)を灯りとせよ」ということ(宿のwebから)。

・ 内湯:細長い大きな湯船。
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 「自灯の湯」は本館の横にあるが、そこの道のりが独創的である。胎内をイメージしたとのこと。

・ 「まなざし」という石像:円空作の荒削り石像というイメージ。「円空」の名前を初めて聞いた方はWebで調べてね。見たことあるはずだから。
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・ 「自灯の湯」への道のり
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・ 一旦外へ出ると、男女別の湯がある。
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・ 中はこんな感じ:こちらは薄暗く、奥は光に満ちている。今から赤子が生まれる、ということをイメージしているのか。「自灯の湯」であるから、自分に灯りを灯す湯である。ここに浸って自分を見つめる。お湯はかなりいい感じ、少し温めで長湯したくなる。(残念ながら宿泊者でも有料であった)
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・ 外は植栽がきちんとされている。
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・ 後ろの入り口側を振り返る。
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・ 湯から上がると小さなくつろぎ処になっている。ここでいただいた水がとても美味しかった。
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・ 本が置いてあって少し休憩したくなる。この辺りの設計がなかなか。
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33.3 食事

食事は洗練されている。私にとってはかなりの豪華版。

・ 夕食のお刺身:素材がすばらしかった。旨い!北海道の新鮮な幸、小樽の鮨を思い出す。
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・ きのこ鍋:これも好きだ。だしの味がマイルド。
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・ これもなかなかの感動もの。
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・ デザートも秀逸だった。
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33.4 おわりに

 ふる川をどのように定義すれば良いか迷った。温泉街にあるホテル風旅館なので、「秘湯」と言うには少し距離があった。しかし「自灯の湯」はお湯がいいだけでなく秘湯の雰囲気だし、料理も秀逸であった。特に館内は落ち着いている。従来の温泉街では、
どの旅館やホテルもどのような特長を出して時代とお客のニーズに応えて行くか、自問自答していると思う。「自灯」とはゲストもホストも同じかもしれない。誰を相手に、そして歓楽街ではない特長を出して行くかか課題で、それに向かって前進しようとして宿であると感じた。ふる川には、札幌出張の時、どうしても温泉に浸かりたい人に。

・ 温泉概略データ:ナトリウムー塩化物泉、80.5度、掛け流し。
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