2017 10 << 123456789101112131415161718192021222324252627282930>> 2017 12

蔦温泉旅館と蔦沼めぐり -3-



蔦温泉では「蔦沼巡り」が欠かせない。ブナの原生林の中を整備された小道を回遊する。美しい木肌のブナ、静かにたたずむ沼が美しい。

第35章 蔦温泉旅館と蔦沼めぐり -3-

 蔦温泉のキーワードを「蔦沼めぐり」としたのは、「蔦沼巡り」でのブナ林がすばらしかったからである。「蔦沼巡り」を強くオススメする。裏手の森を一周する。途中に「蔦の七沼」という湖沼が点在している。正味1時間、ゆっくり回れば1時間半だろうか。蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼である(もう一つ赤沼があるがはずれている)。蔦温泉の魅力は温泉が半分、蔦沼巡りが半分と断言したい。

 宿の後方の森を一周するが、右回り、左周りどちらでもよい。蔦沼は右回りのルートの最初にある。深くたたず幻想的な沼だ。丁度いいあんばいに小雨模様だった。朝食後に長靴と傘をお借りして8時頃出発した。我々以外に誰もまだ行っていない。雨では、普通行きたくないものだ。でも、森や露天風呂は小雨模様のときが一番美しいものだ。晴れでももちろんいいが、小雨模様は特に好きである。天気がよい時も悪い時も、すべてを受け入れる。

 紹介する写真は、ルート順というよりカテゴリー別に紹介してゆく。文章の表現力がないので写真で感じ取り、是非、散策することをお勧めしたい、雨であっても。人は少なく、落ち着いて森と湖を思う存分散策できる。

35.6 雨の蔦沼巡り
 
 「道」、「沼」、「大木」、「橅の森」、「緑の息吹」の5つに分けて紹介する。

「道」

雨に濡れた道は特に趣がある。静かだ。

・ 散策路の最初の道。
DSC02820_convert_20120722151730.jpg

DSC02836_convert_20120722151751.jpg


・ 森の中に続いている道、歩きやすく木製(たぶんブナ)の道になっている。
DSC02862_convert_20120722151813.jpg

DSC02868_convert_20120722151833.jpg

・ 所々に雨溜まりがある。そこに、樹影が映っている。地下にも森がある。
DSC02831_convert_20120722151854.jpg

DSC02884_convert_20120722151911.jpg

「沼」

 沼というのは当然だが、水流がないので水面が静かである。静寂、静謐、何と言ったらいいだろうか。

・ 蔦沼の入り口
DSC02838_convert_20120722151935.jpg

・ うっそうとしたブナ林に囲まれ、霧で煙っている。幻想的な風景だ。誰もいない。
DSC02840_convert_20120722151953.jpg

DSC02844_convert_20120722152035.jpg

・ 樹木の影に見える沼群。
DSC02889_convert_20120722152056.jpg

DSC02857_convert_20120722152118.jpg

DSC02897_convert_20120722152146.jpg

「大木」

・ 雨に濡れたブナの木肌が光っている。
DSC02823_convert_20120722152205.jpg

・ 森の中にどこにでも生えているブナの巨木。
DSC02852_convert_20120722152414.jpg

DSC02891_convert_20120722152225.jpg

・ 空を指す巨木
DSC02861_convert_20120722152248.jpg

・ 大きさがわからないが巨木の幹。
DSC02828_convert_20120722152312.jpg

・ 苔むした木肌。
DSC02886_convert_20120722152333.jpg

・ 巨大で無骨な根。しっかりと根を張る。てこでも動かんぞと。
DSC02872_convert_20120722152354.jpg

「橅の森」

小雨まじりの中、巨木の林立する森の中を歩く。霧に煙った森が幻想的だ。晴れの日に光が差し込む森もすばらしいが、雨の森も一段とすばらしい。
DSC02860_convert_20120722152435.jpg

DSC02864_convert_20120722152500.jpg

DSC02874_convert_20120722152527.jpg

DSC02877_convert_20120722152550.jpg

DSC02880_convert_20120722152612.jpg

・地面も緑で溢れている。
DSC02879_convert_20120722152635.jpg

「緑の息吹」

 雨に濡れた葉が生き生きとしていて美しい。生命力溢れる緑だ。表現できないので写真で感じとっていただければ… 
DSC02835_convert_20120722152657.jpg

DSC02888_convert_20120722152738.jpg

DSC02848_convert_20120722152800.jpg

DSC02847_convert_20120722152819.jpg

DSC02887_convert_20120722152838.jpg

35.7 おわりに

 蔦沼巡りは、紅葉の季節もさぞかしすばらしいだろう、晴天でも雨まじりでも。個人的には雨に濡れた森が好きだ。散策路は蔦の絡まる大木とやや細い若木で満たされていた。「幻想的な森」なのか、小説のタイトルのように「幻想の森」なのか…、とにかくすばらしいの一言。

 話を宿に戻す。吉田拓郎の「旅の宿」をご存知だろうか。この作詞は実は蔦温泉でイメージされたものだそうだ。作詞家の岡本おさみさん夫妻が1969年に新婚旅行で別館66号室に泊まり、作詞の着想を得た(あるいは作詞)したと言われている。この歌と蔦温泉がすぐには結びつきにくいが、歌詞にうたわれた若いカップルのういういしい情感が微笑ましい。誰だって、温泉では色っぽいのである。(蛇足だが「岬めぐり」は「襟裳岬」と思っていませんか?実はなんと「三浦半島」である)

 最後に、私が行ったことのある温泉で宿の印象を比較し総合すると、法師温泉と北温泉を足して二で割り、ブナの森の中に配置した源泉の宿か。平日か冬にも訪れたい宿だ。


・温泉概略データ:源泉47.2度、pH=7、ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)、源泉掛け流し、内風呂男女各1、共用1。
・なお、本文と写真は予告なしに改訂することがありますことご了承ください。
・文章と画像の著作権は著者にあります。許可なくコピー・転載できません。
ブログの全体メニューに戻る

FC2 Blog Ranking


にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 秘湯・野湯へ にほんブログ村
人気ブログランキングへ
旅休ドットコム・ブログナビゲーター
相互リンク募集・リンク集
関連記事
.13 2012 温泉 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://onsen6688.blog.fc2.com/tb.php/99-fe39a5b6